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行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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先日Hさん(80代女性)宅へ訪問した時、表情がいつもより冴えない様子でした。
話を聞くと、前の晩から頭痛がするとのこと。
一晩寝たら治るだろうと思いきや、起きても続いているようです。
そこでHさんと同居する娘さんから、こう聞かれました。
「これは、くも膜下出血ではないですよね?」
くも膜下出血の発症時には「頭痛がする」ことは有名です。
その頭痛は、強い言葉で表現されます。
「今まで経験したことのない頭痛」
「バットで殴られたような頭痛」
Hさんの場合、そこまでひどい頭痛ではないようです。
ただし安心もできません。
くも膜下出血の発症前に、軽い頭痛を感じる場合もあるからです。
くも膜下出血は、血管がこぶ状に膨らんだ『脳動脈瘤』(のうどうみゃくりゅう)の破裂が原因で発症します。
本格的な破裂が起こる前に、この動脈瘤に異常が発生する場合があります。
具体的には、少量の出血をしたり、動脈瘤が膨張して神経を圧迫することなどです。
これらの影響により、”軽い症状”がみられることがあるのです。
その症状の代表例が軽い頭痛なのです。
その他に、目の異常も挙げられます。
具体的には「物が二重に見える」ことや、「片方の目が見えにくくなる」ことです。
実際に、以前私が訪問していた患者さんがその例でした。
ある日突然、片目が見えにくくなったのです。
念のためと、すぐ病院へ検査に行きました。
すると脳動脈瘤の膨張が発見されて、くも膜下出血を発症する前に防ぐことができたのです。
やはり万が一があると怖いので、リハビリを中止して、Hさんに病院へ行ってもらうことにしました。
その後ご家族から、特に異常がなかったと連絡がありました。
何も異常がなくてよかったです。
軽い頭痛や目が見えにくいなどの症状は、「大したことない」と思いがちです。
でも万が一もあり得るので、覚えておきたいサインです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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