こんにちは。
行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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私たちがよく耳にする『脳卒中』という言葉があります。
脳卒中は病名を表すものではなく、『脳梗塞』・『脳出血』・『くも膜下出血』の総称です。
人は脳卒中を発症すると、多くの場合に後遺症が現れます。
その中でも、体の右(or左)半身が麻痺する『片麻痺』(かたまひ)は、大多数に見られる症状です。
脳卒中は、様々な要因が重なって発症します。
その要因が多ければその分、発症する可能性も高くなる訳です。
それをある程度、予測できないものかと考えた方々がいます。
国立がん研究センターと、藤田保健衛生大の八谷寛教授らのグループの研究結果です。
具体的には、年齢・性別・喫煙の有無などで点数をつけます。
その合計点によって、今後10年間で脳卒中を発症する確率を算出するシステムです。
グループは1993~2007年まで、全国の40~69歳の約1万6,000人を追跡調査した結果に基づいて、システムをつくりました。
そのシステムが『脳卒中のリスクスコア』です。
【脳卒中のリスクスコア】
表の見方は、何となくわかると思います。
私を例にして、数値を当てはめてみましょう。
まず年齢ですが、私は現在53歳なので点数は6です。
次に肥満度。
これは『BMI』を知る必要があります。
BMIはBody mass indexの略で、一般的には肥満度を表す計算方法とされています。
ただし、体脂肪率などは加味されずに数字だけで見るため、多少異論はありますが…
BMIの計算は、体重を身長の二乗で割った数字となります。
この場合の身長は、単位がcmではなくmなので注意が必要です。
BMI=体重kg÷(身長m)2
私は体重が100kg、身長が187cmなので…
100÷(1.87×1.87)≒28.59
ですから点数は2点です。
次に性別は、男なので6点です。
私は喫煙と糖尿病はありませんので、共に点数は0点になります。
最後に血圧。
自分で測るとだいたい上が140弱、下が80前後くらいです。
降圧薬は飲んでいませんので、6点となります。
これまで出てきた点数を合計すると、20点になります。
これを一番右の欄に当てはめると…
私が今後10年間で脳卒中を発症する確率は、2~3%となるようです。
よほど不摂生しない限りは、大丈夫なようです。
みなさんの結果はいかがですか?
数字で見るとわかりやすいですね。
しかし、数字がすべてという訳でもありません。
脳卒中はリハビリをがんばるよりも、予防に励む方がはるかに楽なものです。
毎日の積み重ねで、しっかり予防してくださいね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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