こんにちは。
行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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先日、小脳出血を発症したOさん（60代男性）宅で「友達が脳梗塞になった」と聞きました。
Oさんの病気のことを知る友達から電話があったようです。
その内容が「良いリハビリ病院を紹介して欲しい」とのこと。
Oさんは連絡をもらって初めて、友達が脳梗塞ということを知ったようなのです。
Oさんは友達から、詳しく話を聞きました。
お友達を仮にXさんとしておきます。
Xさんが倒れたのは、病院内でした。
実はその前日、自宅で右側の手足がしびれて、ソファーにへたりこんでしまったのです。
Xさんは「このまま様子を見てみよう」と思い、しばらくソファーで横になっていました。
すると、10分ほどでしびれがなくなりました。
手足を動かしてみたところ、特に異常もなく動きます。
「あれは何だったのか？」と思いながらも、その日はそのまま過ごしたのでした。
Xさんにとって不幸だったのは、奥様が親戚の不幸で実家に帰っていたことでした。
奥様がこんな様子のXさんを見たら、救急車を呼ぶか病院へ連れて行くかしたことでしょう。
自宅に一人でいたため、「まぁいいか」で済ませてしまったのです。
その翌日、たまたま病院へ薬を取りに行く予定がありました。
そこで冒頭のようなことになったのです。
Xさんのように、一時的に症状が出ることを『一過性脳虚血発作』と言います。
一過性脳虚血発作の例は、以下のようなことが挙げられます。
・数秒～数分だけ、突然手指が動かなくなる
・片方だけ手足がしびれて力が抜ける
・ポロッと箸を落としてしまう
・物が二重に見える
例え短時間だったとしても、このような症状が起きたときは危険なサインです。
即刻、病院へ行くことをお勧めします。
一過性脳虚血発作が起きた場合、90日以内に15～20％の人が、本格的な脳梗塞を発症するというデータがあるからです。
実際に、Xさんは翌日に脳梗塞を発症しました。
やはり日頃から、自分の体調に敏感であることは大切ですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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