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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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6月に入ってから、5月より明らかに湿度の高い日が多くなりました。

特に前日と比べて湿度が上がったときには、顕著なことがあります。

 

訪問先の患者さんが、いつもより痛みやしびれを訴えることです。

気候と痛みの因果関係は昔から言われていますが、実際にはどうなのでしょうか?


実は気候と痛みの関係は、まだ完全には解明されていません。

近年は動物実験などで、そのメカニズムが徐々に明らかにされてきています。

 

その一つがこちら。

温度と気圧の変化が『交感神経』と『副交感神経』に影響する。



交感神経と副交感神経は、『自律神経』と呼ばれる神経です。

 

人が活動時には交感神経が、睡眠時には副交感神経が働きます。


一方が活発になるともう一方が抑えられる、表裏の関係です。

自律神経の働きは体内で自動的に調節されるので、人が意識して働かせることはできません。


天気が悪いときは大抵、気圧が下がります。

そのとき人間の体内では、『ヒスタミン』という物質の分泌が増えることがわかってきました。

ヒスタミンには以下のような働きがあります。

 

・血圧を急に下げる

・血管を拡張させる

・炎症を起こす

・交感神経を刺激する

 


交感神経は活動時に働く神経なので、血管を収縮させて神経を過敏にさせることになってしまいます。

こうして、痛みを強く感じるようになるのです。


また気圧が下がることで、体に微妙な変化が起こります。

通常感じませんが、人間の体の外側からは、常に大気の圧力(気圧)がかかっています。

それに負けないよう、体の内部からも押し返しているのです。


この力が釣り合っているので、普段は問題が起こりません。


気圧が下がると、外側からの圧力も弱まります。
 

その一方で、内部から押し返す力はあまり変化しません。

すると内部から押す力が勝るため、わずかに体が膨張します。


それに伴って、体の内部でも膨張が生じます。


人の神経は、筋肉や内臓の間を通っています。
 

これらが膨張すると、普段よりも神経を圧迫することになります。

その分の圧迫が強くなるため、痛みが増すことにつながってくるのです。


こうした体内の変化は自律神経の働きなので、自分で調節することができません。

また気候も同様に、人間が調節できるものではないですね。

気候と痛みの問題は、この点がとても厄介なのです。


ただし解決のためには、少しヒントになることがあります。

神経は冷えることによって、痛みに対する感受性が敏感になる性質があることです。

つまり体を冷やさず、積極的に温めることが大切なのです。

 

特に大切なのが、この部分です。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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