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行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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みなさんは『隠れ脳梗塞』をご存知でしょうか?
本人が知らないうちになっていた脳梗塞なので、こう呼ばれます。
隠れ脳梗塞とは、極めて小さな脳梗塞のことで、以下の状態を指します。
①全く症状が見られない『無症候性脳梗塞』
②一時的に軽い症状が見られる『一過性脳虚血発作』
特に②で言う「一時的な軽い症状」とは、具体的には次のような症状を言います。
・ごく短時間(数秒~数分)手指が動かなくなる
・片方だけ手足がしびれたり、 力が抜ける
・ポロッと箸を落としてしまう
・物が二重に見える
あまり頻繁に起こらないため、見過ごされがちな症状です。
また、これらのことは「恥ずかしい」という思いから、人には言いたくなかったりしますしね。
しかし恥ずかしがることでもありません。
隠れ脳梗塞は、高確率で見つかるからです。
40代では3人に1人、50代では2人に1人、60代では8割以上に、隠れ脳梗塞が発見されます。
その隠れ脳梗塞の発見法として、『両手突き出し』という方法があります。
背筋を伸ばして立ち、目を閉じます。
そして両腕を肩の高さまで持ち上げて、前方に突き出します。
突き出した手の平を、上に向けます。
指はできるだけ、真っ直ぐに伸ばします。
そのままの姿勢で、10秒間静止してください。
10秒後どちらかの腕が下がる場合には、下がった腕の反対側の脳に、隠れ脳梗塞の存在が疑われます。
上記の写真の例では左手が下がっているため、反対側の右脳に隠れ脳梗塞の存在が疑われることになります。
これを何かで見たと言うAさん(60代男性)が、早速試してみたようです。
Aさんは脳出血を発症し、左片麻痺の後遺症がある患者さんです。
ただし明らかな麻痺が見られないため、事情を知らない人はわからないレベルです。
Aさんが言います。
「試しにやってみたら、いつの間にか左腕が下がっていたんですよね」
見た目で麻痺がわからない程の人でも、そんな結果になるのですね。
症状がないからといって、安心できません。
なぜなら、隠れ脳梗塞の発症から5年以内に、約30%の人が本格的な脳梗塞を発症すると言われているからです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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