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行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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脳卒中と並ぶ脳の病気の一つに『パーキンソン病』があります。
パーキンソン病は簡単に言うと、体がスムーズに動かなくなってしまう病気です。
主な症状としては、動作が遅くなったり、体のバランスが取りづらくなったりします。
さらに歩く際には、特徴的な症状が見られます。
歩き始めるときに、足が出ない『すくみ足』です。
本人は足を前へ出そうとしているのですが、体がうまく動いてくれないのです。
そして足が出たと思ったら3~4歩タタタタッと、小刻みに前へ進む動作も見られます。
『突進歩行』とか『猪突歩行』などと言われます。
先日訪問したKさん(80代女性)宅で、ご家族から歩行について質問されました。
「最近益々足が出ないことが多いのですが、何か方法はないのでしょうか?」
Kさんの足が出ず、ご家族が強引に動かすこともあるようです。
強引に動かすには、力が必要ですからね。
そんな機会が多くなると、ご家族の疲労も増してしまいます。
すくみ足を見ていると、周りの人はとてももどかしく感じるものです。
ですのでつい、強引に動かしたくなります。
介助しながら本人が歩き出すのを待っているのも、支える側は楽ではありませんからね。
実は解決方法は、とても簡単です。
足を踏み出す位置を、具体的に示してあげるのです。
患者さんの足より少し前の部分を指して、「ここに足を出しましょう」と誘導するのです。
すると案外、スムーズに足が出てきます。
上記のKさんにも指示したところ、すぐに足が出てきました。
その様子に、ご家族が驚いていました。
また、床に目印となる物を貼っておくのも、同様に有効な方法です。
一般的には、あまり知られていないことかもしれませんね。
指示をすれば足が出てくる理由は、私にはわかりません。
医学的に理屈で説明できないのです。
パーキンソン病には、こうした覚えておくべき現象がよくあります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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