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行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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人は朝起きると、体が活動モードになって血圧が上がります。
体が活動モードになれば、隅々まで酸素と栄養を届ける必要があります。
その結果、必然的に血圧が上がるとも言えます。
これは人間が生きていく上で、必要なメカニズムなのです。
しかし血圧が上がり過ぎては困るので、適度なところで調節する機能も存在します。
動脈の内側に存在する『血管内皮細胞』(けっかんないひさいぼう)が、血管を広げる物質を出して調整するのです。
血圧が正常な人の場合、血圧がある程度まで上がると、この仕組みが正常に働きます。
そのため起床直後でも、血圧が上がり過ぎることはありません。
しかし血管内皮細胞が弱っていた場合には、血管を広げることができません。
すると、血圧が上がりっ放しになってしまいます。
こうした状態は避けたいですね。
また血管内皮細胞には、もう一つ大事な役割があります。
それは「血管内で血液が固まらないようにする」ことです。
つまり、血管内で血の塊である『血栓』が作られないようにしているのです。
血栓が脳の血管までたどり着いて塞いでしまうと、脳梗塞を起こす怖れがあります。
とても重要な役割のある細胞なのです。
重要な役割のある細胞だけに、血管内皮細胞の機能が低下すると、体に悪影響を及ぼします。
その一つが『動脈硬化』につながることです。
血管内皮細胞の機能が弱ると、その隙間からコレステロールが入り込んでしまうのです。
コレステロールは油ですから、水に溶けません。
そのコレステロールを蛋白質が包み込みます。
この”包んだもの”が血管の内膜に蓄積され、『プラーク』という塊を形成します。
プラークが溜まることで、血管断面積が徐々に狭くなってきます。
その結果、動脈硬化が進行してしまうのです。
血管内皮細胞が弱る原因は、偏った食事・喫煙・運動不足などが挙げられます。
高血圧や高血糖も、危険因子に含まれます。
そして、動脈硬化の最も怖い点はこれです。
血管断面積の90%が塞がれて、初めて自覚症状が現れると言われていることです。
つまり、気付かないうちに動脈硬化は進行しているのです。
上記のような生活習慣が続くと、とても危険です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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