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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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脳出血を発症したAさん(60代男性)は、左片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。

 

片麻痺とは、体の右(or左)半身が麻痺する症状で、脳梗塞や脳出血の代表的な後遺症です。


Aさんは一見すると、脳出血を患ったようには見えません。

 

なぜなら、明らかな体の麻痺がないからです。

やや歩行がぎこちないものの、杖もつかずに歩くことができますし、自分で料理も作ります。


そんなAさんが、脳出血を発症直後の様子を語ってくれました。

脳出血を発症した直後は、左手の指を動かそうとしても、全く動きませんでした。

 

 

入院してから数日で、リハビリが始まりました。
 

幸い肩や肘は動かせたので、リハビリでは仰向けに寝た状態で腕を動かしました。

特に道具などを使わず、自分の腕の重さだけで行ったそうです。

 

 

具体的には、腕を頭の方へ上げたり下ろしたり、肘を曲げたり伸ばしたりなど、とても基本的な動きを反復したようです。

 

毎日リハビリの時間はあったものの、1ヵ月を経過してもまだ指先が動きませんでした。


そして入院してから1ヵ月後、ある事情で病院を転院することになりました。

 

朝病室で、荷物をまとめていたときのことです。

突然左手の指先が少しだけ、ピクッと動いたのです。

 

「今動いたように見えた」と思ったので、今度は自分で明確な意思を持って曲げてみました。

 

すると少しだけですが、確かに指先が動きます。

 

ご自分でも、自力で動かしている力を感じられました。


指が動いたのは予想外でした。

 

しかしAさんはリハビリが始まった頃から、ずっと心掛けていたことがありました。

指が動かなくても、動いている姿を想像し続けたのです。

 

しかも「人参を切るときはこう持つ」といった、具体的な場面をイメージしていたのです。
 

 

こういう話を聞くと、脳卒中のリハビリにおいてとても大切だと思うことがあります。

 

それは誰でもできる簡単なことです。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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