こんにちは。
行徳の訪問マッサージ師 田口です。
■お問い合わせ → 047-356-4707
■かかる料金は → 健康保険証が使えます
脳出血を発症したAさん(60代男性)は、左片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。
片麻痺とは、体の右(or左)半身が麻痺する症状で、脳梗塞や脳出血の代表的な後遺症です。
Aさんは一見すると、脳出血を患ったようには見えません。
なぜなら、明らかな体の麻痺がないからです。
やや歩行がぎこちないものの、杖もつかずに歩くことができますし、自分で料理も作ります。
そんなAさんが、脳出血を発症直後の様子を語ってくれました。
脳出血を発症した直後は、左手の指を動かそうとしても、全く動きませんでした。
入院してから数日で、リハビリが始まりました。
幸い肩や肘は動かせたので、リハビリでは仰向けに寝た状態で腕を動かしました。
特に道具などを使わず、自分の腕の重さだけで行ったそうです。
具体的には、腕を頭の方へ上げたり下ろしたり、肘を曲げたり伸ばしたりなど、とても基本的な動きを反復したようです。
毎日リハビリの時間はあったものの、1ヵ月を経過してもまだ指先が動きませんでした。
そして入院してから1ヵ月後、ある事情で病院を転院することになりました。
朝病室で、荷物をまとめていたときのことです。
突然左手の指先が少しだけ、ピクッと動いたのです。
「今動いたように見えた」と思ったので、今度は自分で明確な意思を持って曲げてみました。
すると少しだけですが、確かに指先が動きます。
ご自分でも、自力で動かしている力を感じられました。
指が動いたのは予想外でした。
しかしAさんはリハビリが始まった頃から、ずっと心掛けていたことがありました。
指が動かなくても、動いている姿を想像し続けたのです。
しかも「人参を切るときはこう持つ」といった、具体的な場面をイメージしていたのです。
こういう話を聞くと、脳卒中のリハビリにおいてとても大切だと思うことがあります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
◆訪問マッサージの効果を知りたい方◆
◆利用する患者さんの声を知りたい方◆
市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院
訪問マッサージ みなと治療院
■診療時間 9:00~19:00
■定休日 日曜日
■お問い合わせ 047-356-4707(電話に出られないことが多いため、留守電にお名前とご用件をお願いします)
市川市内を始め、船橋・浦安・新浦安・幕張などへ、訪問治療いたします。