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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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小脳出血を発症したOさん(60代男性)は、一見すると重病を患った人には見えません。

 

 

一般的に「脳○○」の病気では『大脳』を指しています。

 

この大脳の下に存在するのが、その重さの10分の1程である『小脳』です。

 

小脳の役割は、平衡感覚の調節や、運動の強さや力の入れ具合の調節などがあります。

 

 

例えば、片足立ちをするとします。

 

立ってすぐ”無意識に”バランスを取ろうとしますよね。

 

こうした調節をするのが、小脳なのです。

 

 

ですので小脳がダメージを受けると、ふらつく・めまい・体のバランスがうまく取れないなどの症状が表れます。

 

逆に、大脳がダメージを受けたときによく見られる体の麻痺は、ほとんど起こりません。

 

 

先日Oさんと片足立ちを行う中で、どうにもふらつきが大きくなることがありました。

 

その際、「足裏の外側の方に重心がかかってしまいます」という話がありました。

 

 

それを聞いた私は、Oさんに試してもらいました。

 

両足の内側に、物を挟んで立つことです。

 

 

写真の私の例では、クッションを挟んでいます。

 

この時のOさんは、ベッドの横に置いてあった短いストレッチポールを使いました。

 

 

物を挟んで立ったOさんは、すぐに違いがわかったようです。

 

「足裏の内側に、しっかり重心がかかりますね!」

 

 

この姿勢で20秒程立った後、再度片足立ちをしてもらいました。

 

すると「安定感が全然違います」と驚いた様子でした。

 

この感覚を反復して体に覚え込ませれば、バランスも安定してくると思います。

 

 

みなさんも試してみればわかります。

 

物を挟むことで足の内側(=体の中心線)に意識が行くため、より力強く安定して立つことができるのです。

 

このようになる理由は、人間の骨格の構造上としか言えません。

 

こちらも関係します。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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