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『脳梗塞』と『脳出血』は重病として有名です。
これらはよく並記されるため、度々その違いを聞かれます。
大きな違いは、発症の仕方にあります。
前者は脳の血管が詰まることで発症し、後者は脳の血管が破れることで発症します。
また両者は、発症しやすい時間帯にも違いが存在します。
脳梗塞が発症しやすい時間帯は、午前5時~7時です。
この時間帯は、体がお休みモードから活動モードへと切り替わっていく頃です。
それに伴って血液の流れも、穏やかな状態から通常の流れに移行します。
このとき、血管の内壁に余計な物が積もった塊のようなものが剥がれて、血液の流れに乗ることがあります。
その多くは途中で溶けますが、溶けずに残るものもあります。
それが脳の血管までたどり着くと、血管を塞いでしまいます。
多くの脳梗塞は、このようにして発症します。
脳出血の場合は、脳梗塞とは事情が少し異なります。
脳出血は血管が破れることで発症するため、瞬間的に高血圧になる場面で多く見られます。
こうしたことは、寝ている間には起こりません。
つまり、脳出血が発症しやすい時間帯は、日中の活動時ということになります。
みなさんは普段の生活の中で、瞬間的に高血圧となる場面を想像できますか?
例えば、温度差の大きい場所への行き来が挙げられます。
体感気温が急激に下がると、血圧は上がりますからね。
また、トイレも意外と侮れない場面です。
少し”いきむ”ことで、血圧は60~70mmHgほど上昇します。
普段から便通を良くすることも、間接的に脳出血の予防につながってくるのです。
ただし、人間の血管はそう簡単には破れません。
脳出血の発症には、『動脈硬化』が進んでいたという前提が存在します。
動脈硬化には、とても厄介な性質があります。
それは、血管断面積の90%が塞がれるまで、ほとんど自覚症状がないことです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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