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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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脳出血を発症したSさん(50代男性)は、右片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。


先日Sさん宅へ訪問した時、脳出血を発症した時の様子を語ってくれました。

 


その日はとても寒かったそうです。

 

外から帰ってきたSさんは、しばらくして体の異変に気付きました。


右腕が重たいと思ったら、そのうち右足も動かなくなってきました。

 

「これはたいへんなことが起こった」

 

 

自室に一人でいたSさんは、奥様に声をかけようとしたものの、声になりませんでした。

 

そしてそのまま、意識が遠くなりました。

 

数分後、何か様子が変だと奥様が部屋に行ったところ、Sさんが倒れていたのでした。

 


脳出血を発症した患者さんに話を聞くと、12月~3月までの”寒い日”に発症したケースが多い印象です。

 

気温に約5℃の差があると、人は明確に温度差を感じます。

 

この気温差により、血圧が大きく変動します。

 

 

血圧は気温差以外にも、一日のうちで多少の変動があります。

 

また、気温差がある場所を行き来することで、急激に血圧が上がることがあります。

 

これが脳出血を発症する引き金となるのですね。

 


脳出血は、脳内の動脈(血管)が破裂して出血する病気です。

 

血管はよく、ゴムホースに例えられます。

 

新品のゴムホースは、弾力に富んでいます。
 

しかし何年も使っていると、劣化してゴムが硬くなり、所によっては亀裂が入っていたりもします。

 

 

そのようなホースをセットして、水を出すとどうなるでしょう?

 

亀裂の部分から、水が噴き出しますね。

 

これは人の体でも、同じことが言えるのです。


同じような現象が脳の血管で起こると、脳出血になります。

 


気温が下がれば、少なからず人の血圧は上がります。


血圧が上がるだけなら問題はありません。

 

人の体はそれくらいの刺激で、すぐにどうにかなるほど弱くはないからです。

 

それに加えて、血管がもろくなっていたときが要注意なのです。

 


「血管がもろい」とは、動脈硬化を意味します。

 

動脈硬化の激しい部分が、高い圧力に耐え切れずに破れることがあるからです。

 

こうしたことから、脳出血のキーワードが見えてきます。

 

脳出血の危険性=急激な温度変化+動脈硬化

 


まだまだ寒い日が続きます。


体調管理に加えて、室内の温度管理も気を遣いたいですね。

 

特に気を付けたい場所があります。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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