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行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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先日Uさん(80代女性)宅へ訪問すると、苦笑いの表情でこう言われました。
「とうとう転んじゃった…」
Uさんは『腰部脊柱管狭窄症』(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)を患っています。
人の首から腰にかけての骨は、円柱状の積み木が重なっているようなものです。
首から腰にかけての骨を総称して、『脊柱』と言います。
脊柱も、首は『頚椎』、胸(背骨)は『胸椎』、腰は『腰椎』に、それぞれ分かれます。
1個1個の円柱状の骨には、神経の束が通る穴である『脊柱管』が開いています。
脳から下半身へつながる神経は、脊柱管の中を通ります。
何らかの要因で、脊柱管が狭くなるのがこの病気です。
脊柱管の狭くなった部分が、中を通る神経に触れます。
そのため、刺激された部分から下の箇所に、痛みやしびれが出るようになります。
Uさんも時々、ひどい足の痛みやしびれに襲われます。
時には、急に足の力が抜けてしまうこともあるようです。
この持病の影響で、Uさんは1ヵ月に1度くらいの割合で転んでいました。
そのほとんどが笑える程度の転び方なので、問題ないと言えば問題ないかもしれませんが…
そんなUさんですが、昨年の10月半ばを最後に、転ばない日が続いていたのです。
リハビリの成果と言えば聞こえは良いのですが、私は意識の問題が大きいと思っています。
昨年から私はUさんに「まずは来月まで」と、敢えて目先の時期を目標にして、転ばないように意識してもらっていました。
「この先ずっと」よりも明確になりますからね。
それが積み重なった結果、約3ヵ月間を無事故で過ごせたのです。
これはUさんの中で、自己新記録でした。
現実としてイメージできる明確な目標があるため、Uさんも意識して過ごせていたようです。
誰しも、記録が伸びるのは嬉しいものです。
転ばない日が続くことで、Uさんのやる気にもつながったようです。
これからまた、転ばない記録を伸ばしていきましょう!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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