こんにちは。
行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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脳梗塞を発症したTさん(70代女性)は、左片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。
一度は寝たきりに近い状態でしたが徐々に回復し、今では自力で歩けるようになりました。
Tさんは『グループホーム』に入所しています。
グループホームとは、高齢者が少人数で共同生活を送りながら、身体介護や機能訓練を受けられる施設です。
先日、この施設に訪問した時のことです。
入口で靴を脱いでいた私に、施設の職員さんがそっと声をかけてくれました。
「Tさん最近、気持ちの浮き沈みが激しくて…」
こういうときは大抵、患者さんの身の回りにマイナスの出来事が起こったときです。
私は何があったのかと思いながら部屋へ行くと、明らかに表情が沈んだ様子のTさんがいました。
こんなときは体を動かすよりも、心のケアの方が大事です。
私はTさんの隣に座って背中をさすりながら、「何かありましたか?」と聞きました。
するとTさんは、最近起こった事件をポツポツと話し始めました。
どうやら数日前、ホームの入所者さんが1名救急搬送され、ほどなくして亡くなったようなのです。
これはショックが大きい出来事ですね。
その後もTさんは、故人の最近の様子を話してくれました。
こんなことを言っていたとか、日々どのように過ごしていたかなど、詳細に渡って…
私はもっぱら聞き役に徹しました。
話が一段落すると、Tさんが言いました。
「話せて少しスッキリした!」
その表情は、いつものTさんに戻ったように見えました。
人に話を聞いてもらうだけでも気が紛れることは、誰にでもありますよね。
しかし施設の職員さんでは、Tさんの話だけずっと聞くわけにもいきません。
ある意味、私にしかできない仕事だったと思っています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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