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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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脳卒中の患者さん宅へ行くと、よく目にする光景があります。

寝ている患者さんの膝の裏に、クッションなどを置いていることです。

 


私もかつて、膝を3度手術したのでわかります。

 

膝の裏に何かを置いて軽く曲げるようにすると、膝にかかる負担が減って楽なのです。


そもそも人の体は、「○○しっ放し」という状態が苦手なものです。

みなさんも長時間車の運転をしたり、電車や飛行機に乗っていたりすると疲れるでしょう。


「座りっ放し」の状態が、体に堪えるからです。

このことは、寝ている患者さんの膝にも言えることです。


膝関節には、2つの動きがあります。

 

曲がる方向の『屈曲』(くっきょく)と、伸ばす方向の『伸展』(しんてん)です。

日常生活において膝関節は、屈曲する機会が多いと思います。

 

そのため、逆の動きになる「伸展しっ放し」は辛いものです。


寝ている時間が長ければ、その分膝は伸展しっ放しを強いられます。


その対策として、膝の裏にクッションなどを置いたりするのです。

目的は、「膝を軽く曲げること」です。


ところが時々、残念な光景を目にすることがあります。

膝の裏に置くべきクッションなどが、ふくらはぎの下に置いてある場面です。

 

患者さんの体を動かした人が、元通りにしたつもりなのでしょう。


個人的には、何のための物なのかを考えて、しっかり元に戻してもらいたいと思います。

 

クッションなどの材質にもよりますが…

 

ふくらはぎの下に置けば、その分足の位置が高くなるだけです。

それに加えて、膝を伸ばす状態を強いられます。


膝に不安を抱える人にとっては、この状態は辛いものです。

曲げる機会が多い膝が伸ばしっ放しになることで、負担がかかってしまうのですね。


体が健康な状態であれば、多少のことは何とも感じません。

 

しかし弱ったときには、細かいことが大きな違いになるものです。

細かいことを意識すれば、動きが変わります。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院

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