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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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脳出血を発症したWさん(60代女性)は、左片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。

 

Wさんは片麻痺の症状が重く、寝たきりになっています。

 


人の体は動かさずにいると、硬くなる傾向があります。


「硬くなった」と感じやすい最たる部分が、筋肉ですね。

 

筋肉は基本的に、骨と骨をつないでいます。
 

つまり、関節をまたぐようになっています。

 

 

例えば、腕の”力こぶ”の筋肉なら肘関節を、太腿の前側の筋肉は膝関節をまたいでいます。

 

筋肉が硬くなると、関節をまたいでいる分、関節も動かしにくくなってしまいます。

 

ですので脳卒中患者さんに限らず、体を動かすことは大切なことなのです。

 


Wさんのリハビリも、硬くなった関節を和らげて、動かすことに時間をかけています。

 

私が毎回行っている関節の運動の一つは、こんな運動です。

 

 

ご覧の通り、それほど激しい動きではありません。

 

しかしWさんはこの運動の最中に、たまに「ちょっと痛い」と訴えることがあります。

 

 

私は自分の施術の主義として、痛いことを無理に行わないようにしています。

 

人が嫌がることを無理に行っても、より良い効果は期待できないと思っているからです。

 

 

ただしWさんのケースでは、少しだけ我慢してもらって、足を動かすようにしています。

 

私としては、本当はやりたくありません。

 

そこを敢えて行う理由は、Wさんが寝たきりであるという事実に他なりません。


 

上述のように、人の体は動かさなければ硬くなってしまいます。

 

Wさんはほぼ一日中寝た状態で過ごしているため、足は伸びた状態で硬くなっているのです。

 

伸びた状態で関節が硬くなっているので、曲げたときに痛みを生じてしまうのです。

 

 

こうした状況が良いことだとは、誰も思わないでしょう。


そのため多少無理をしてでも、足を動かすことにしているのです。

 


こうして足を動かすと、股関節が少し緩んできます。

 

股関節が緩めば曲げることが苦痛でなくなるので、座る姿勢を作ることができます。

 

座ることで、すぐに変化が現れます。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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