こんにちは。
行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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脳梗塞を発症したKさん(70代男性)は、右片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。
Kさんは一目お会いすると、その猫背が目に付いてしまいます。
身長が180cm近いKさんだからこそ、目立つのですね。
この改善のために、私は単純な動きを繰り返し行っています。
それは、左右の肩甲骨を意識的に大きく動かすことです。
肩甲骨は、肋骨の上に浮いたように位置しています。
もちろん、周りに筋肉が付いて支えています。
肩甲骨は基本的に、肋骨の上をスライドするように動きます。
猫背の人は、このスライドする動きが硬いケースがほとんどです。
肩甲骨周辺の筋肉が、固まっている感じですね。
ですのでこれらの筋肉を、意識的に大きく動かすのです。
文章にすると難しいのですが、実際は簡単な動きです。
まず、座って”意識的に”猫背になります。
すると、ほんの少し前傾姿勢になると思います。
ここから左右の肩甲骨をくっつけるつもりで、大きく胸を張ります。
胸を張るときに顔も少し上を向くと、より動きが大きくなる感じがすると思います。
こうして肋骨の上を大きく動かすのです。
この運動を、10回程繰り返すだけです。
肩甲骨には、全部で18種類の筋肉がくっついています。
ここを動かせば、多くの筋肉を動かすことができます。
運動として、効率が良いのですね。
実際にやってみると、気付くと思います。
この”スライドする動き”は、実は日常生活で該当する動作が見当たりません。
つまり肩甲骨は、日常ほぼ動いていないのです。
ですので”意識して”動かすことは大切なのです。
健常者ですら動かさないのですから、片麻痺の患者さんではなおさらですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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