こんにちは。
行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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4月から訪問マッサージを利用し始めたHさん(80代女性)が先日、笑いながら話してくれました。
「トイレで尻もちついちゃってね…」
それはたいへんだと、詳しく話を聞きました。
Hさんは、脳卒中の患者さんではありません。
訪問マッサージを利用する直接のきっかけは、内臓疾患でした。
入院中にアクシデントもあり、予定より長引いたのです。
そのため約1ヵ月間、Hさんはほぼ寝たきり状態となりました。
高齢者が長期間動かないと、全身の筋力が極端に衰えてしまいます。
特に足の筋肉は、それが顕著です。
Hさんもやはり、そのようになってしまいました。
そして歩行困難となったため、リハビリが必要となったのです。
Hさんは歩行困難と言っても、まったく動けない程ではありません。
歩行器を使えば、ご自分で歩ける状態です。
トイレにも、人の手を借りずに一人で行きます。
転倒した日は、用を足した後、壁に寄りかかりながらズボンを履いていたそうです。
そして少しバランスを崩して、下までずり落ちてしまったようなのです。
ですので一般的に連想する「ドスン」という尻もちではなく、「ペタン」と座り込むような感じでした。
大したことにならなくて良かったです。
しかし問題はその後です。
歩行困難なHさんがトイレの床に座り込んでしまったので、立ち上がれなくなったのです。
同居する娘さんとお孫さんが2階にいたので、助けを呼んでみました。
しかし、声が聞こえなかったようで、反応はありませんでした。
いつまでもそのままでいる訳にもいかず、自力で立ち上がろうと試みたのです。
何かつかめる物を探してつかまり、足に力を入れてみました。
するとどうでしょう?
ゆっくりですが、何とか自力で立ち上がることができたのです。
ご自分でも驚きましたが、後で話を聞いたご家族の方が驚いたそうです。
リハビリを始めて3ヵ月が過ぎ、Hさん自身、少し筋力が戻ったという実感もあったようです。
今回は自分でやるしかないという状況も、プラスに作用したと思います。
不本意ですが、床から自力で立ち上がれるほど、足の筋力が戻ってきた証明になりました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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