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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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人は脳卒中を発症すると、多くの場合に後遺症が現れます。

 

後遺症の中でも、体の右(or左)半身が麻痺してしまう『片麻痺』(かたまひ)は、脳卒中患者さんの大多数に見られる症状です。

 

 

多くの患者さんが悩まされる症状の一つに、『尖足』(せんそく)があります。

 

尖足とは、足の変形の一種で、足がつま先立ちのような形を強いられることです。

 

【尖足】

 

脳卒中患者さんが尖足になる理由の一つに、太腿裏の筋肉が縮んでしまうことが挙げられます。

 

 

人間の体にある筋肉は多くの場合、”曲げる筋肉”と”伸ばす筋肉”が一対になって活動しています。

 

曲げる筋肉を『屈筋』(くっきん)、伸ばす筋肉を『伸筋』(しんきん)と言います。

 

太腿の場合は、前側の筋肉が伸筋で、後側の筋肉が屈筋です。

 

 

両者のうち、筋力が強い方は伸筋です。

 

これはボールを蹴るとき、足を伸ばす方向へ動かすことからもわかります。

 

もし屈筋の方が強ければ、蹴るときに足を曲げる方向へ動かすはずですよね。

 

 

脳卒中で片麻痺が起こると、筋力が強い方へ引っ張られて固まるというニュアンスの状態になります。

 

ですので足は、伸ばす方向へ固まる傾向があります。

 

 

こうなると、あまり使われない足の伸筋は、硬くなりがちです。

筋肉は使われなければ、縮む傾向があります。

 

太腿裏の筋肉は、膝の関節をまたぐように存在し、膝を曲げるときに使われます。

 

ここが縮むということは、膝から下の部分が引っ張られるような感じになります。

 

 

言わば、強制的に膝を曲げさせられるイメージですね。

その結果、かかとが浮いて尖足の状態になってしまいます。

 

「必ずこうなる」とは言えませんが、太腿裏の下の方(膝に近い辺り)がコリコリと硬い患者さんは、大抵このケースです。

 

 

この改善のために、私はこんなことを行っています。

 

 

太腿裏の筋肉をゆっくり引っ張って刺激を与え、縮んだ筋肉を伸ばす動きです。

 

 

ただ正直に申しますと、効果が見えるまで時間がかかります。

 

そしてご家族が気軽に行うには、ちょっと難しい手法です。

 

誰でも簡単にできる方法がこちらです。

 

 

私もほとんどの患者さんに対して、両方のやり方を併用して行うようにしています。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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