こんにちは、行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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脳出血を発症したKさん(60代女性)は、右片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。

 

片麻痺とは、体の右(or左)半身が麻痺してしまう症状のことで、脳梗塞や脳出血で起こる、代表的な後遺症です。

 

 

Kさんはゆっくりですが、自力で歩行が可能です。

 

自力で動けるだけに、Kさんのリハビリは、自力で動いてもらう運動を多く行っています。

その一つに、体幹トレーニングがあります。

 

体幹とは文字通り、体の幹の部分を言います。
具体的には、腹筋・背筋を指す言葉です。

体幹トレーニングの重要性は、リハビリを開始するときKさんに説明しました。

しかしその成果が、なかなか実感できないようでした。


筋肉のトレーニングには、すぐに実感できる部分とそうでない部分が存在します。

すぐに実感できる部分は、腕や胸です。
少しトレーニングをすればすぐに太くなり、力もついてきます。
 

またマシンを使っていると、重りの数値を確認できるため、その成果が目に見えてわかります。

一方の体幹は、数値では成果がわかりづらい部分ですね。

 


体幹トレーニングの必要性は、スポーツ界でよく言われています。


その効果としては、”バランスが崩れない”という表現がなされています。

 

大抵のスポーツでは対戦相手が存在しますので、体のバランスを崩しやすい方は、かなり不利な状況になりますよね。

ここに、体幹トレーニングの意義があるのです。

つまり、体幹を鍛える意義とは”バランスが崩れない”ことであり、言い換えると”姿勢を安定させるため”となります。

 


脳梗塞や脳出血の患者さんがバランスをとる場面としては、歩行の場面が挙げられます。

片麻痺であれば歩行する際に、ちょっとしたことでバランスを崩して転倒する怖れもあります。

そして咄嗟の場合、すぐに体勢を立て直すことが難しいものです。

ですので安定した姿勢で歩くことは、地味ですが大切なのです。


Kさんが体幹トレーニングの成果に気付いたのは、何ヵ月か経ったある日のことでした。

歩いている最中にふと、「そういえば最近、気付いたら体がふらつかなくなった」と実感したそうなのです。

体幹トレーニングの成果はこんな感じで、”いつの間にか”とか”気付いたら”などと自覚することが多いものです。

 

体幹トレーニングは成果も地味ですし、やることも地味でしんどいことばかりです。

 

例えば、こんな感じのことです。

ただその小さな積み重ねは、大きな成果につながります。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院

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