こんにちは、行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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脳出血を発症したMさん(40代男性)は、右片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。

 

片麻痺とは、体の右(or左)半身が麻痺してしまう症状のことで、脳梗塞や脳出血で起こる、代表的な後遺症です。

 

Mさんは、とてもリハビリに熱心な患者さんです。
その成果が、だんだん目に見えるようになってきました。

 


先日、しみじみと話してくれたことがあります。
「ようやく”これ”ができるようになってきました」

 

”これ”とは、この動作です。

 

両手を組んで、手の平を外へ向ける動作です。

何の変哲もない動きですよね。


しかしこの動作は、とても重要な意味を含んでいます。


 

この動作のポイントは、「肘から先をひねることができる」という点にあります。

 

肘から先をひねることを、「回外」(かいがい)と「回内」(かいない)と言います。

 

手の平を上に向ける動きを『回外』(かいがい)、手の平を下に向ける動きを『回内』(かいない)と言います。

 

片麻痺になると、こうした動作も不便になります。

 

そして回外・回内ができないことは、日常生活の不便さに直結するのです。


 

例えば、ドアノブを回す動きはわかりやすいですね。
そのまんま、回外・回内の動きになります。

 

案外気付きにくいのが、食事の動作です。

 

箸やスプーンで口へ持っていく動作には、さり気なく回外動作が入っています。

 

 

あるいは、机の上の物を取ろうとする動作もそうです。
物を取ろうとすると、手の平を下に向けますよね。

 

この動作は、回内そのものです。

他にも色々ありますが、挙げたらキリがありません。

 


このように、何の変哲もないこの動きは、とても重要だということがわかります。

 

「たかがこれくらい」と思うような動きですよね。
しかし、できるとできないとでは大違いです。

 

Mさんがこの動作ができるようになったということは、片麻痺のリハビリにおいて大きな進歩なのです。

 

 

回外・回内動作は、ほぼ無意識に行っている動きです。

 

ですので、改めてこの動作を練習しようと思うと、何を行えば良いのか考えてしまうことがあると思います。

 

その際には、こんな意識で行ってもらうようお願いしました。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院

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