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以前に、脳梗塞のリハビリに関して放送された『エチカの鏡』という番組がありました。
そこで紹介されていたのは、経済学者であり、元衆議院議員 栗本慎一郎氏の様子でした。
栗本氏は1999年に右脳に脳梗塞を発症し、左半身の片麻痺(かたまひ)が残りました。
脳から出る神経は、首の辺りで交差しています。
そのため、右脳にダメージを受けた場合、左半身が麻痺するのです。
栗本氏の左手は、発症から3ヵ月経っても動かなかったそうです。
リハビリを続けるうちに、栗本氏はあることに気がつきました。
左手を動かそうとすると、右手が勝手に動くことです。
そこで病床にパソコンを持ち込み、脳梗塞に関する国内外の文献を読み漁りました。
その結果、ある論文を見つけました。
両手の協調運動は、脳を活発にするという理論です。
協調運動とは、別々の動作を一つにまとめる運動のことをいいます。
例えば、縄跳びが良い例です。
手で縄を回しながら、タイミングに合わせて飛ぶという、全身を使った協調運動ですね。
栗本氏は考えました。
左右の手の神経は繋がっている。
右手を動かす刺激は左手も刺激しているはず。
鏡に映った右手を左手だと、脳に錯覚させるようにしたのです。
右手を動かすと同時に、左手を同じタイミングで動かしたのです。
目に入る光景は、右手も左手も一緒に動いている状態です。
実際の左手は、タイミング良く動かしてもらっていたようです。
こうしたリハビリを続けて2ヵ月が過ぎた時、今まで動かなかった左手が動いてきたのです。
栗本氏はその後もリハビリに励み、現在はゴルフや車の運転をできるまで回復しました。
これが意味するところとは、どういうことでしょう?
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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