こんにちは、行徳の訪問マッサージ師 田口です。
■お問い合わせは → 電話 ０４７-３５６-４７０７
■かかる料金は → 健康保険証が使えるのでこの程度です。
現在訪問マッサージに伺っている、あるお宅での出来事です。
終わって帰るために玄関のドアの所へ行くと、いつものように奥様が、玄関まで見送ってくれました。
ちょっと立ち話になり、改めてお礼を言われました。
いつも丁寧なこのご夫妻には、こちらの方が恐縮です。
奥様がおっしゃるには、「主人の話し相手になってもらっていることが嬉しい」とのことでした。
私が訪問マッサージに伺う患者さんは、基本的にお体の具合の悪い人です。
「体の具合が悪い」理由には、脳卒中などの病気がほとんどです。
脳卒中を発症すると、多くの場合に後遺症が現れます。
中でも、体の右（or左）半身が麻痺してしまう片麻痺（かたまひ）。
脳卒中患者さんの大多数に見られる症状です。
体の半分が麻痺しているとなると、生活はとても不便です。
その不便さを改善するために、リハビリは必要です。
特に足の麻痺により、うまく歩けなくなる患者さんも多いものです。
うまく歩けないとなると、行動範囲が狭くなります。
そのため外出もせず、家に閉じこもるケースも多くなります。
こうなると、新たな問題が生じてきます。
脳卒中によって、『うつ傾向』になってしまうことです。
すべての患者さんがなってしまう訳ではありません。
しかし、患者さんの多くは、発症前よりも外出の機会が減ります。
外出しなくなれば、人と会う機会も少なくなります。
人と会う機会が減れば、人と会話することも減ります。
家の中にはご夫婦だけということも、めずらしくありません。
ついついテレビを見る時間が長くなったりすると、一方通行のコミュニケーションが多くなってしまいます。
双方向のコミュニケーションがあってこそ、脳は活性化します。
つまり、人と人との会話ですね。
訪問マッサージは、決まった曜日・時間に患者さん宅へ伺います。
そもそもが、外出が難しい方のための制度です。
体の機能を回復するためだけがリハビリではありません。
精神的な面でも、患者さんのサポートになり得ます。
いわば、訪問マッサージの間接的効果ですね。
こうした間接的効果を出すことも、重要なことだと思っています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院
訪問マッサージ みなと治療院
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