こんにちは、行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

■お問い合わせは → 電話 047-356-4707

■かかる料金は → 健康保険証が使えるのでこの程度です。

 

 

その昔、脳卒中のリハビリにおける基本的な概念は、以下のようなものでした。

 

残された機能を訓練し、日常生活を過ごせるようにする。

 

 

例えば、利き手が麻痺してしまったときを想像してください。

 

右利きの人が右片麻痺になってしまった場合、日常生活はとても不便になります。

 

この場合、”残された機能”は左手を表します。

 

ですので、左手を訓練してうまく使えるようにするという考え方が、脳卒中のリハビリでは主流でした。

 

 

しかし時を経て、概念そのものが変わってきました。 

脳に『可塑性』(かそせい)があることが判明したからです。

 

可塑性とは、状況に応じて柔軟に役割を変える性質のことです。

 

この可塑性によって、一旦失われた脳の機能でも、適切なリハビリで神経回路を回復・再生できるのです。

 

 

脳卒中でダメージを受け死滅した脳細胞は、二度と再生されません。

そのため、死滅した神経細胞が持つ機能も失われてしまいます。

 

しかしリハビリによって、脳自体も鍛えられます。

 

死滅した細胞周辺の脳細胞が、本来の働きとは別に、新たな神経ネットワークを築くようになります。

 

その結果として、死滅した脳細胞の役割を代行するようになるのです。

 

これが脳の可塑性の持つ意味です。

 

 

例えて言うなら、こんな感じです。

 

A地点からB地点まで行く幹線道路が、事故で通行止めになってしまいました。

 

しかし、その幹線道路の周囲にも道はあります。

 

それは細い道かもしれません。

幹線道路よりも、遠回りになるかもしれません。

 

ただこれらの道路をうまく使えば、B地点まで行く最低限の目標は達成できるのです。

 

十分、幹線道路の代用になりますね。

 

 

人間の神経細胞は、一本の状態で直列につながっている訳ではありません。

 

あちこちに複雑なネットワークを形成しています。

 

そのため例え一部分が損傷したとしても、その周りの神経細胞が、新たなネットワークを形成します。

 

この新たなネットワークが損傷箇所の機能を持つようになれば、失われた機能の回復ができるのです。

 

そのためには、こうした要素が不可欠です。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

◆訪問マッサージの効果を知りたい方◆

実際に、こうした効果が出ています。


◆利用する患者さんの声を知りたい方◆

患者さんの感想がこちらです。

 

市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院

訪問マッサージ みなと治療院

 

■診療時間 9:00~19:00

■定休日 日曜日・祝日

■お問い合わせ 電話 047-356-4707

(電話に出られないことが多いため、留守電にお名前とご用件をお願いします)

 

市川市内を始め、船橋・浦安・新浦安・幕張などへ、訪問治療いたします。