かわいそうな子
多かれ少なかれ何がしかの子供の世界での出来事が起きたりして対処が求められることもあります。
5歳どうしには、5歳どうしの出来事が起るし、
10歳どうしには、10歳どうしの出来事が起ったりします。
お互いに未熟なので社会経験と言う経験値を積んでる段階でもあるので
子供には問題と言うほどでもないことから、問題になるようなことまで起こったりすることもあるかと思います。
子どもの世界で問題が起きたりしたときに、
すぐに『うちの子がかわいそう』と言う言葉を使うママさんが案外いるんです。
わたしは、この『かわいそう』と言う言葉にものすごく違和感を感じてしまうのですが、
子供に子供が嫌だと感じるような出来事が起こった時、
『嫌と感じる出来事があって辛い思いをしたね。』
と、辛い思いをした気持ちを分かってあげる。
ここに『かわいそう』と思う母親の思いが付いてきてしまうと、
『嫌な出来事があった、あなたはかわいそう、』
『あなたはかわいそうな子』
子どもの中に
『自分はかわいそうな人間なんだ』と言う
立派な母から脳内母の影響ができあがってしまいます。
こんなやり取りを繰り返しているうちに、
『自分はかわいそうな子だから嫌なことばかりが起きるのか、、、』
そんな変換まで起こってしまったりもします。
じゃあ、母親が子供を『かわいそうに、、、』と言っていることに何のメリットがあるのか?と言ったら、、、
メリットはあるんです。
『私はあなたのことを心配しています。』
『心配している私は母親らしいことしていますよね。』
が、簡単に出来上がる、手に入る、からなんです。
これ、ザコ母にとっては超便利なんです、
『かわいそう』と言って被害者意識強めで子供を心配しているだけで自分は、
母親らしいことをしてる感じになれるから。
どうやって、子どもに起きた問題をのり超えればいいのか、、、正直どうしたらいいのかわからない母親が、
『子どもに起こってた問題を対処する』という自分の問題に変化して直面した時、
かわいそうとショックを受けて、かわいそうと言って、心配だけしてると言うこと。
ただでさえ、子供は人生経験としていろんなこと、いろんな気持ちと初めて出会って不安に思うこともあるだろうに、
母親の雑魚さから『かわいそうに、、、』と母親までオロオロして不安になっていることまで重なって起こってしまったら、、、
問題よりも母親の方がよっぽど影響あるんですよね。
偶然起こってしまった出来事や、
たまたま起こった出来事よりも、
その出来事が起きた時に、
母親がどんな対処をしてくれたのか?
の方がよっぽど影響としては大きく残ります。
それと、もう一つ大きく影響として考えられるのが、
『かわいそう』の連鎖。
かわいそうな母親に育てられた
かわいそうな私が育てている
かわいそうな子。
この連鎖を持っている場合もあります。
子供のことをかわいそうと言っている自分のことも
かわいそうだと思っている。
母親⇄自分⇒子供
母親のことをかわいそうな人だと思っている、、、
母親のことをかわいそうな人とバカにしていても、
かわいそうな人とかばっていても、
かわいそうな人だと母親のことを思ってたら、、
かわいそうの連鎖は起こります。
いらない連鎖は断ち切らないといけない。
断ち切らないといけないと気付いたなら、
母親問題と向き合って、
まずは、
かわいそうな自分をやめることが先です。
子供に「かわいそう」「かわいそう」と言わない、思わない、自分になることが先。
自分が、『かわいそうなんかじゃない自分』になるのが先です。
母親に「かわいそう」と言われた(思われた)子どもは、
母親からの「かわいそう」を確実に受け取ってしまいます。
『自分はかわいそう』なんだ。
これがすっかり子供の中の脳内母親とともに子供の中の価値観として定着してしまう前に、
改善していきましょう。
子供にとって本当にかわいそうなのは、
問題が起ったことじゃなくて、
自分の母親が非ダイヤであることが、
その子にとって、一番『かわいそうなこと』なんです。
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ナリ心理学あっちゃんについて
・得意分野は【放置放任母親問題】と【長女役者病】
・【非ダイヤ✕メンタル強い】謎に悩んでいた
・静か✕メンタル強くナリ君に地蔵と呼ばれる
・中途半端に非ダイヤな過去を持つ
・中1子供と大人の間で揺れる女子と
小3マイペース男子の母
・転勤多めの夫と子どもと4人暮らし
・地方出身、都内在住、牡羊座
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