うちの子は多発性骨髄腫 | 千代エル乙女の日常日記&アグリドッグレスキュー

千代エル乙女の日常日記&アグリドッグレスキュー

2014年にアグリから千代とエルを迎え、その後預りを経て乙女ときぬ、ミノン5頭のお母さんになりました。
全ての犬が笑顔になりますようにと願いをこめて、アグリドッグレスキューの保護っ子達の紹介、会のこと。そしてうちの子のことも書いていこうと思います。

長くブログを読んでくださっている方は知っているであろう
彼は私の亭主であり恋人であり息子であり親友である
大切な大切なエル
彼は2023年4月30日に多発性骨髄腫の疑いのため骨髄穿刺を受け(動物病院フロンティア)
5月初旬多発性骨髄腫と診断された


以前通院していた病院では年に2回の健康診断を行っており、2022年12月の血液検査で免疫ブログリンが基準値を超えたことがわかっていた
その後、2023年から現在の動物病院フロンティアでお世話になっている
この多発性骨髄腫という病気は 犬には珍しい病気で
獣医歴10年以上でも2例しか診たことがないと先生にうかがった(犬1例と猫1例)


治療法は少ないが、治療をすれば今日明日というような短期間で亡くなる病気ではない
でも完治することのない形質細胞からできる血液の癌であることは紛れもない事実だ
1つ目の治療法である抗がん剤(内服薬)は約9割の患者に効果が見られたと文献に書いてあった
もともと弱いお腹が副作用で下痢や嘔吐などの消化器症状に苦しんだ
特に服薬して3日目〜7日間は服薬を止めようかと真剣に考えたほどであったが下痢止めなどと服薬することで8日目からはいつもどおりに生活できるようになった


しかし、薬の効果はエルには全くなく・・
しばらく様子見したが数値は悪くなるばかり
第2選択の薬に切り替えた
副作用に出血性膀胱炎と書いてあり、エルはすぐに膀胱炎の症状が現れ中止になった
何もしないよりはまし、と先の薬に戻すことになった


しかし
どんどんと悪くなる血液
血小板はほぼゼロに等しい
白血球も減少・・
これからは感染症を起こしやすくなるだろう 
些細なケガも出血が恐ろしい
何か手立てはないのか
指を咥えて悪くなるのを見ているだけしかないのだろうか


けれど本犬は現在いたって普通だ
どこが痛いわけでもなく
どこが苦しいわけでもない
散歩で仲良しさんに会えば遊ぼうとするし
苦手な子には文句だって言う
むしろ優雅にシニアライフを楽しそうにしている
お腹が弱いのは
若いころからの症状で多発性骨髄腫とは関係ないと思われる
甘えん坊でママ(わたし)が大好きなエッきゅん
もう10歳というのに
相変わらず心を開くのは一代目代表と私だけ


エルは保護時 何もかもが怖かった
人も車も電信柱もなにもかもが怖かったのだ
今は病院が大の苦手
震度6の地震かと思うほど震え
目は泳ぎ、過呼吸になる
そんなエルだから 可能な限り
怖い思いをさせたくない
極端な話、例え命が短くなったとしても
痛い思い 苦しい思い 怖い思いはさせたくない
いつもそんなエルに配慮してくださる先生には心からお礼を申し上げたいです


エルがエルらしく生きていることが大切だと思っていて
それは出会った時から私の心の中でブレることはない

エッくん
大丈夫だよ
お母さんがずっと一緒にいるから


↓かわいすぎるエルとミノンの遠吠え(音量下げてね)

キョドったエルも


メリママに撫でてもらっている大きなお耳のエルも


あなたのためなら 
どんなことでもできる
愛しい愛しい愛しいエッきゅん♥️


現在は服薬を中止し
静脈注射での抗がん剤に切り替えた
病院嫌いは相変わらずだが
副作用と思われるものは今のところなく
毎日笑顔で過ごしている
もちろんどこに行くのもほぼ一緒

ともりんとパチリ↓

甘やかしてる?
そうですよ
甘やかしています🤭🤭🤭

いーのいーの
私達 幸せなんで♥️
私達の幸せの裏にはみんなの大きな力があり
愛があります

譲渡会に行くときも
エルのとなりに信頼できる人達がいてくれる
私の気持ちを理解してくれる仲間がたくさんいてくれる


全力であなたを愛します
ずっとずっとこれからも
私の命が消えるときまで1000%愛し続けるからね

千代
エっきゅんがいつかそっちに行くときは迎えに来てやってね
きっとまた、エッきゅん ビビッちゃうから
今日の最後の写真はエルと私の女神の千代ちゃん



1人でも多くの方に見ていただきたいので
ポチッと応援よろしくお願い致します m(*_ _)m


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