さて今回は、私が適応障害の真っ只中で、

まだギリギリ職場に踏ん張っていた頃のお話です。

 

 

はじめましての方もいると思いますので
先にお伝えしておきますね。

 

今現在の私は、元気に生きております。
(※無職ではありますが……www)

 

 

でも、あの時の私と同じ状態でつらい日々を生きている方へ、
まず一番に伝えたいことがあります。

 

 

逃げても大丈夫です。

 

 

だって私が今、こうして大丈夫だから。

 

仕事なんて、責任者だろうが所長だろうが
 

その人がいなくなったら、

誰かが代わりにやってくれます。

 

でも――

自分の代わりはどこにもいない!

 

 

だから、自分を守らなくちゃいけない。
 

私はそれを、自分の身体から直接教わりました。

 

では、責任者の私がどうやって職場から逃亡したのか、
 

順番に語っていきたいと思います(笑)

 

 

 

 

  ひらめき とにかく呼吸が出来ない

 

 

※この話は前回のブログの翌日の話です。

 

 

 

 

 

 

 

適応障害の診断を受けるも、

 

私は

 

『そうは言うても仕事辞める訳にはいかんやん?』

 

 

『私の代わりは誰がするん?』

 

 

と、ワナワナ震えるわ、

なんか呼吸もうまく出来んわと

 

謎にいう事を聞かない自分の身体にムチを打ち、

 

その日も職場に立っていました。

 

 

でも立ってはいるものの、正直

 

そこに存在しているのがやっと

 

な状態。

 

その時は特に現場を指揮していかなければいけない

大事な時間でしたが、とにかく頭が回らないのです。

 

それでもタイムリミットは決まっている。

 

 

この日はいつもと違う作業もある。

 

なのに一向に機能してくれない私の脳…

 

 

吸っても吸っても入ってこない酸素…

 

 

どんどんと霞んで来る視界…

 

 

 

「ちょすみさん、これはどうしますか?」

 

パートさんが指示を求めて声をかけて来た。

 

 

答えなきゃと思うのに、

 

「あ、うん、えっと………」とボソボソ言いながら

 

私の足はもう現場の出口に向かっていたのでした。

 

 

 

  ひらめき 目指すは会社の出口

 

 

現場出口にフラフラと向かう途中、

運よく上司と遭遇しました。

 

「ちょっと苦しいので帰らせて下さい」

 

良くわからない理由を告げ、上司の返事も聞かないまま

ロッカーに向かいました。

 

 

この辺りから急に脳が回り出します。

 

まだ泣くな!

 

私は必死で涙をこらえていました。

 

二度と着るか!と制服を脱ぎ捨て、

 

ロッカーの中身を全てカバンにぶち込み、

 

名札を剥がし、

 

デブの限界値のスピードで会社出口まで向かいます。

 

 

下駄箱の名札を強い意志で剥がし、

お気に入りのスリッパをきちんと抱え、

 

最終ゲートへと向かいます。

 

 

 

ああ、もう少しだ、

 

あと扉3枚………

 

ちょっと心が軽くなりかけた時、

 

 

「ちょすみさん!」

 

と、後ろから声がかかりました。

 

あともう少しなのに!

 

振り向かなくても分かります。

 

 

上司の声です。

 

 

 

でも私は振り向きもせず、

 

三枚の扉をいっきにすり抜けました。

 

もうここには戻らない!と。

 

 

強い意志があったから。

 

 

 

上司相手に、社会人としてそれはどうなの?

と思われるかもしれませんが、その件も含めて

次回詳しく書かせていただこうと思っています🌸

 

ここまで読んでいただきまして

 

ありがとうございました。

 

ちょすみ🌸