千弥香の好みと独断による八王子お散歩コース⑪
「熊野神社」です。
「宗関寺」から、高尾駅の方向に歩いて30分ほど(大変だったら霊園前・八王子城跡入口から高尾駅北口までバスを使いましょう)、「熊野神社」に到着です。
熊野神社は縁結びの神社として有名です。
御祭神は素邪那岐命(いざなみのみこと)
1748年に朱塗りの鳥居が建立されたと書かれていて、
少なくても300年近い歴史があるようです。
「下の稲荷宮」
縁結びの御神木
樫とヒノキが同じ根本から生えているとっても珍しい相生の木です。
違う種類の枝と違う種類の葉っぱが混在してます。
なんか珍しくて、根元から上までまじまじと見上げてしまいました。
この御神木には、とっても素敵な恋物語があります。
今から400年ほど前、八王子城主 北条氏照の家臣、篠村左近之助に安寧姫という美しい娘がいて、氏照は、この娘をたいそう可愛がって、城下で催される宴にはいつも呼んでそばにおいていました。
城内で催される宴では、よく獅子舞が演じられていましたが、その一団の中にとても上手に笛を吹く狭間の隼人という若者がいました。
城主の氏照は、この狭間の隼人を宴に呼んでは笛の音を楽しんでいたため、次第に隼人と安寧姫は、宴の席で顔をあわせるようになり、2人はお互い恋心を抱くようになりました。
恋人となった 2人は、この御神木の下で逢瀬を重ねていたといいます。そのとき2人は小石と小石を堅く結んでこの木の根元に納めたといいます。
ロマンティックですね〜
この御神木の根元に自分の名前と好きな人の名前を書いた石を二つ並べておいておくと、願いがかなうと言われています。
こんな小さな神社でこんな素敵な言い伝えがあるなんて、感動的ですね。
木の根元には、マジックで名前を書いた石がさりげなく置かれています。
皆さんの願いが叶いますように。。。🤲
恋愛成就、夫婦円満を祈願に是非一度ご参拝お勧め致します。
千弥香