ここでひとつ訂正がある。

 

これまで『任地を離れる○日前。。』と続けてきたが、正確には『配属先での活動を終えるまで○日』ということだった。

 

つまり今日で活動は終わりだが、細かく言うとこの国は明日から3連休で、連休明けまでは任地で過ごす予定ということになる。

 

 

 

では、本編のはじまり。↓

 

 

 

協力隊経験者ならおわかりだろうが、赴任時に何を持って行くか選別するのに困っちゃう。。というのはよく聞く話。

 

飛行機会社によって異なるが、荷物には重量制限があるのだ。

 

 

そしてこれは、帰任時にも同じように僕らを悩ませる種となる。

 

お土産とか資料とか辞書とか、いろいろ持って帰りたいけどどうしようかな。

 

あーでもないこーでもないとプランを練りながらただいま荷造りの真っ最中。

 

 

 

そんななか。

 

配属先最後の日、上司からプレゼントされたのは重さ1キロくらいのごっつい置物。

 

 

クリスタル製の盾みたいなもので、配属先の名前が刻印されてる。

どうやらこれは誰でも貰えるものではなく、おそらくは名誉ある品物。

 

 

困ったかと言われればもちろん反応に困ったけど。

 

 

でもそんな役に立たない代物でも素直に嬉しかった。

 

 

この国らしいな。

 

実家の玄関にでも飾っておこう。

 

 

 

ひとつ嬉しいことがあった。

 

 

僕はYouTubeで自作の環境紙芝居を紹介している。

 

そのうちの簡単なものについては現地語バージョンの動画も撮ったが、難しいものは翻訳が間に合っていない。

 

 

教材を残す残さないの流れで上司とその話になり、頼んでもいないのに「俺が喋るから今からここで動画を撮るぞ!」ということになった。

 

 

 

ここは国の機関なので公的な許可がないと動画のアップロードは難しいと再三断られていたのに。

 

 

なんだろうこれ。

 

 

まぁ理由はいいか。

 

上司の気が変わらないうちにさっさと撮っちゃおう。

 

 

いそいそと三脚を準備したりしてる同僚Gさん。

 

なんか楽しそうだ。

 

 

紙芝居は【その3】なので高学年用。

つまり難易度高め。

 

 

「スタート!!」

 

 

その間10分ほど。

 

やっぱりこの国の人は喋りが上手だな。

 

 

ほぼ初見にも関わらず、自分の言葉でスラスラと語る上司。

 

 

 

結局この動画は、「セリフの言い回しをミスした」との理由でお蔵入りになるが、後日新しく撮り直すからと約束してくれた。

(すごくよく撮れてたのに公開できないのが惜しい)

 

 

これが実現できれば、まさに僕の影響で彼らが自発的に動いてくれたことになる。

 

そしてその啓発効果はかなり大きなものになるだろう。

 

 

たとえ実現が難しかったとしても、彼らのワクワクの瞬間に立ち会えたことが嬉しかった。

 

 

 

 

 

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同僚Gさんと、保育園でのワークショップ。

今日は幼児教育隊員とのコラボではないので、これは僕の帰国後に近いカタチと言えるだろう。

 

 

もう明日で最後だからね。

僕が帰った後で困らないよう『Gさんと僕』ではなく『Gさんと上司』というチームで今日のワークショップはしようよ。

 

 

デスクワークしている上司にそう進言するも、「それはお前がいなくなってからやれるから心配しなくていい」とのこと。

 

 

ホントに信じていいのだろうか。。

 

やはり最後までマンパワー感は否めない。

 

 

 

保育園でのワークショップにおいて、Gさんは何の問題もない。

「今日は寸劇の内容をこんな風に変えましょう」

幼児教育隊員がいないということで、Gさん自らこんな提案をしてくれるほどだ。

 

 

 

職場に戻って自分のデスクおよび部屋の片づけ。

 

 

僕は15畳くらいの個人部屋を与えられている。

 

これはこの国の隊員としては珍しい。

 

 

好待遇には特に理由などない。

たぶんたまたま部屋が空いていただけ。

 

 

でもそのおかげで教材づくりがはかどった。

 

国の機関なのに、工房感まるだしの散らかった部屋。

 

 

 

「この教材いる?」

 

上司とGさんに尋ねながら、断捨離していく。

 

「全部残していってくれ」すかさず上司の言葉。

 

 

さすがにこれはいらんやろと半ば呆れながらゴミ帽子を指さす。

 

 

 

でも、やはり全部くれとのこと。

 

 

えー、だって僕しか使ってなかったじゃん~

 

 

この国の人はこういったおちゃらけ系はぜんぶ僕に押し付ける。

そして自分たちは涼しげな顔して賢そうに講義。

 

僕はワークショップはエンターテインメントだと思っているので、参加者を楽しませるために率先してピエロ役をするけど。

 

 

 

 

 

そんな上司が、これからは使うから!と言って、初めてゴミ帽子をかぶってくれたのが素直に嬉しかった。

 

 

そして夫婦のように地球帽をかぶり微笑むGさん。

 

 

写真撮っとけば良かったなーと後悔するほど、僕的にはだいぶ決定的瞬間であった。

 

 

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朝から僕が落ち込んでいたので、上司や同僚にどうかしたのか?と心配される。

 

とりあえずまぁいろいろあって疲れているとだけ伝えた。

 

 

そんな中。

 

首都から調整員さんと現地人スタッフさんが来てくれて配属先で最後の三者面談。

 

 

モヤッとした気持ちを抱えたまま、提出した報告書を元に話し合いをする。

 

最後に配属先と揉めても仕方ないので、ここではなるべく聞き役でいようと思っていた。

 

 

 

僕は彼らの役に立っていたのだろうか。

 

 

誰かの言葉による裏付けがないと、どうにも不安で仕方がない。

 

そして、たとえ裏付けがあったとしても、手放しで喜ぶことなんて出来ないけど。

 

 

 

配属先上司は僕をとても評価してくれた。

そんな言葉に、純粋に救われた自分がいた。

 

 

 

でもなんとなく気持ちが晴れない。

 

良い側面に目を向ければ、いくらでも元気になる要素はあるのに。

 

なんでだろう。

 

 

やはり帰国するにあたって僕がナーバスになっているのだろうか。

 

 

 

100%ポジティブに、今のネガティブな思いを解釈するならば。

 

まぁ課題が見えたからこそ次の人生に繋げられるかなというか。

 

むしろ何も成し遂げられていないのに、「俺サイコー!」みたいに誤解して帰国するよりはいいのかなというか。

(1ヶ月前に帰国してたらそうなっていたはずなので、それを思うと恐ろしい)

 

自分のやれたこと・やれなかったことについて冷静に眺められている気はしている。

 

 

目に見えた成果も確かにあったし。

無力な自分を痛感してもいる。

 

 

   

とりあえずこれが今の正直な気持ちだ。

 

 

帰国までの10日間で、まだ新たに見えてくるものが色々あるんだろうな。

 

 

そしておそらく、帰国後に何を成すかで、この2年間の価値が改めて決まるのだろうという気もしている。

 

 

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こんな話をしたところで誰も得しないんだけど。

 

ネガティブな時の方がアクセス数がよさげなので敢えて文章にしてみる。

なんつって。

 

 

嫌いという言葉を選ぶのは、ちょっと安易すぎるかな。

 

 

 なんというか。

 

今になって彼らのことをきちんと信頼できていない自分に気づいてしまったというか。

 

 

同じ空間にいるのがしんどいというか。

 

目を見て話せないというか。

 

 

こんな風に文章にしてみると、まぁ結局は僕の受け止め方の問題なのかなとも感じる。

 

 

自作の教材を配属先に残していくという件についてさえ、あまり使ってくれないんじゃないかなという気持ちが今では芽生えだしている。

 

 

たぶん僕が一方的に期待したり幻滅したりしてるだけで、彼らは変わらぬ日常を過ごしているのだと思う。

 

もうすぐ帰国ということで自分がナーバスになり過ぎてるのかもしれない。

 

もしくは1ヶ月前の超絶好調期からのギャップに僕自身が戸惑っているとか。

 

 

 

朝、ベッドから出たくなかったりして、半分出勤拒否状態。(でも行くけど)

 

 

今後一生会えないかもしれないのに、残された時間を大切に過ごせていない気がする。

 

 

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アラフォーだって至るときは至るのである。

 

 

先日、YouTubeで光GENJIを見た。

当時はお兄さんだったのに、今では息子みたいな年齢なんだなぁ。

 

 

躓きはいつだって僕たちの仕事なのである。

 

 

 

僕は訳あってブログをふたつしている。

 

赴任当初のブログと、このブログと。

 

 

 

お時間ある人は読んでみてね。

 

 http://blog.livedoor.jp/shuwawa/

 

 

 

赴任当初の文章を読むのは恥ずかしい。

でも、たまに恥ずかしさを味わいたくてわざと読み返したりしている。

 

 

まさに若気の至りとしか言い表せない。

 

実際に、JICA関係者に生意気なこと書きやがってと言われたことがある。

(冗談か本気かよくわからないけど)

 

 

僕は、僕の動きを鈍らせる言葉たちのことを全力でスル―することにしている。

キャンセルキャンセル。

 

 

話を元に戻そう。

 

 

赴任当初の文章を読むと、いろいろ気づくことがある。

 

そういえば技術補完研修で言われた。

 

 

 

赴任時の気づきはできるだけメモしましょう。

2年も暮らすと全てが当たり前になってしまいます。

よそ者の目線で眺められるうちに、正直な思いを。

 

 

 

読み返すと、自分が大切にしていたものは何なのか思い出す。

良くも悪くも。

青臭い文章。

 

 

帰国まであとわずかな今だからこそ、丁寧に自らと対話したい。

 

 

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