先日書いた業務費申請についての話は前フリで。

 

 

今日のブログは現在進行形。

厳密には5日前(上手くいかない、のちょっと前)の出来事)

 

 

 

活動にて。

 

帰国前に何か出来ないかなということで、イベントとかしてみたいねーと隊員同士で盛り上がっていた。

 

 

何度かやっている幼児教育隊員とのコラボワークショップからの流れで、幼教&環境のコラボイベント。

来場者が楽しんでくれて、いろいろ学べるお楽しみ祭り的な。

 

 

職種の枠を越えて。

他職種との繋がりを強くすることで、互いの活動の幅を拡げるのが目的。

 

 

企画のはじまりは隊員からだが、配属先に相談してみたらなかなか受けがいい。

 

協力隊は配属先との協働ありき。

イイ波を感じつつ、計画は着々と進んでいった。

 

 

 

そんな中。

 

ふと、隊員間でこんな話が持ち上がる。

『職種だけでなく地域の枠も越えて、別任地で活動する幼教&環境隊員も招こう』

 

そして、そのための交通費などを理由に業務費申請しようという話になった。

 

 

 

しかし、イベントには前向きだった配属先も、他の隊員を呼び寄せることについてはどうも消極的。

 

 

「俺たちだけでもイベントは成り立つのに何故呼ぶ必要がある?」

 

 

僕らには、イベントの効果をこの国全体へ波及させたいというイメージがあった。

 

配属先の垣根を越えた協働の事例も、この国では珍しい方だし。

 

 

 

でもどうやら彼らにはあまり響かなかったらしい。

 

いち地方の支所である我が配属先の目的は、あくまでこの地方への還元。

 

彼らの言いぶんは至極もっともだ。

 

 

 

イベント開催まで1週間を切っているので、業務費申請の期限はギリギリ。

そんな中、直属の上司が唐突にロングバケーションで行方をくらます。

 

 

 

むむむ。。

 

 

落ち着いて話し合う時間などない。

 

 

 

結果、

 

直属の上司をスッ飛ばして、上の偉い人と交渉してみた。

 

よくわからない感じでなんとなく承認を受け、無事に業務費は申請された。

 

 

 

よしよし。

これでいい。

 

これで僕らの目的は果たされる。

 

 

 

そう思っていた。

 

 

 

 

数日後、他の隊員と自分の中に、モヤモヤが生まれる。

 

 

これでいいのだろうか。

 

 

協力隊は誰のために活動するのだろう。

 

 

配属先の人は前向きでないのに、強引に日本人のやりたいことを通してしまった。

 

 

 

配属先のサインさえ貰えれば業務費は降りる。

 

 

そんな僕たち側の事情を、一方的に振りかざしていたように感じる。

 

 

数か月前は業務費に対してあんなに慎重だった自分なのに。

なんて都合のいい奴だ。

 

 

 

そして、

 

業務費申請は取り下げることにした。

 

 

 

配属先のサインをもらって、お金を受け取る。

今回の一件に手続き上の問題はなかったけど。

 

 

 

配属先に寄り添えていなかったダメな自分を忘れぬようここに記そう。

 

 

 

イベントは5日後。

 

いまいちど、配属先のために何ができるか改めて見つめなおそう。

 

 

そして、いろいろ振り回してしまった方々ごめんなさい。

 

 

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夕暮れの道ばた。

 

同国の隊員と缶ジュースを飲みながら、近々おこなわれるイベントについて会議。

 

 

近隣民家の軒先にある椅子を当然のように占拠する自分たちに逞しさを覚える。

 

 

 

と、その時。

 

 

 

「ドスン!!」

 

 

背後に大きな物音。

 

 

どうやら空からゴミが降ってきたようだ。

 

 

これはこの国特有の異常気象で、犯人は数階上のバルコニーにいるおっさん。

 

ポイ捨てというにはあまりにも壮大な、給水器に取り付けるタイプの20ℓくらいの空ペットボトル。

 

 

さすがにこのサイズのポイを見たのは初めてなのでびっくりした。

(僕らを狙って投げた訳ではない)

 

 

直撃してたら流血は必至。

日本だったら傷害未遂だな。

 

 

なんだテメェ!!と文句言おうとしたとしたその瞬間。

 

ゴミ回収の兄ちゃんとふと目が合う。

 

 

 

あ、彼に回収してもらうために投げたんだなと理解するまでおよそ0.5秒。

 

 

 

バルコニーから下を覗くおっさんに「グッジョブ!」と親指を立てた。

 

 

資源を大切にする気持ちがあるだけ素晴らしい。

 

地域のエコリーダーとして褒め称えよう。

 

 

 

回収者が近くに来たら知らせてくれるアプリでも開発したら便利かなとふと考えてみる。

 

 

 

。。いや、この国には必要ないな。

 

 

 

ゴミ直撃に怯える僕らの事情はさて置き、

ここではこういうシステムで回っているんだろう。

 

 彼らが困ってないならそれでいい。

 むしろ合理的な回収法だ。

 

 

 

協力隊の2年間で学んだことってそんな部分かもしれない。

 

 彼らは既に、彼らの合理性の中で取捨選択をしている。

 

 

 

お節介になりがちな協力隊。

 

 

引くところは引く見極めが大切だなと感じる。

 

 

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なんだこれ。

 

 

この期に及んでこんな試練。

 

 

この世にアッラーがいるならば、すべてはお導きなのだろうか。

 

 

 

イスラム教の連休が先週5日ほどあって。

 

それ絡みで直属の上司が何のホウレンソウもなく2週間ほどの大型バケーション。

 

 

帰国を控えた僕はそれなりに活動の段取りを決めていたのに、だからこそすごくイライラしている。

 

 

こんな風に急遽長期休みする上司なんて、たぶん僕のことなんかどうでもいいと思ってるんだろうなとか。

 

てゆうか嫌がらせなんじゃないかとか。

 

疑う心があると、周りが鬼だらけに見えて仕方ない。

 

 

特に同僚のGさんが鬼なのだ。笑

 

連休前はあんなに信頼関係が築けてると思ってたのに。

無理に新しい行動を起こさずに、シレっと日本に帰ってれば良かったんかな。

 

 

職場のパソコンを僕がすこし借りたのだが、それが原因でウィルスが入ったと騒ぎたてているGさん。

 

 

この国のウィルス事情なんか知らねーし!

 

 

 

既に書き始めている帰国報告書は調子いい時の自分の文章で埋め尽くされている。

読み返すと痛々しい。

 

配属先との関係性なんて脆く儚いものである。

 

 

報告書はちょっと書き直さなきゃアカンだろうか。(上手くいってません寄りに)

 

 

 

ふと冷静になって考えてみる。

 

 

 

上司が部下に、「連休とっていいかな」なんて報告する義務などない。

(ましてや大して会話も成り立たない外人ボランティアに)

 

 

さらに、有休を行使する権利は誰にだってある。

 

 

そして、上司が長く不在なことで、同僚をはじめ現場にもストレスがかかっている。

 

もちろんウィルスが入れば誰だって騒ぐだろう。笑

 

 

 

帰国間際という自分の都合を脇に置くと、至って不自然な点はない。

 

むしろ当たり前の日常があるだけだ。

 

 

 

変に被害妄想を抱く必要なんてないじゃないか。

 

まずはアッラーに詫びよう。

 

 

 

そして僕は僕に出来ることをするのみ。

 

 

こんな時こそ、ひとりの人間として度量が問われる。

 

 

 

たった今からイライラをやめることにした。

 

 

気晴らしにピザでも食いに行こうかな。

 

 

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(リスペクトの念を込めて、敢えての呼び捨てである)

 

 

先日、帰国後はちょっとガーナまで、みたいなことをブログに書いた。

 

スカイスキャナーでぽちっとチケット購入のつもりが、まさかのカードエラー。

 

何度試してもダメで、同期のカードで買おうとしてもダメで(往復12万円くらいなのに快く借金受け入れてくれて感謝)、日本にいる姉ちゃんにLINEで頼んでみた。

 

 

「頼む!オレオレ詐欺じゃないから値段上がらないうちに買ってくれー」

 

 

 

そんな流れで、なんとなく帰国についての話を姉ちゃんとする。

 

 

 

姉 「帰国、29日だよね?お母さんが成田まで迎えに行こうかなって言ってたよ」

 

僕 「友達とグダグダしてるから別にいいってば」

 

 

 

41歳姉と39歳弟によるLINEでの会話。

 

 

 

姉 「なんかお母さん、2年前の出国の時、空港まで見送りに行かなかったこと後悔してるんだって」

 

 

 

僕 「。。。迎えとかいいからいつかエジプト遊びに来てよ」

 

 

 

そんなやりとり。

 

 

 

なんか、ホントは遊びに来てほしかったことを姉ちゃんにだけでも伝えられてスッキリした。

 

 

お土産に何か買って行ってやろう。

 

 

 

親はいつまで生きているんだろう。

 

後悔しないうちにってよく言うけど、なかなかそんな実感は持てない。

 

 

 

友達で何人か、親を亡くしてる人がいる。

 

 

自分の歳だとちょうどそんな頃だとも思う。

 

 

 

小藪の動画を見て、ふと両親について考えた。

 

 

 

 

 

 

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協力隊には業務費というシステムがある。

 

然るべき理由があって然るべき手順を踏んだ場合に限り、JICAから支給されるお金。

それが業務費。

 

元を辿れば日本国民が支払った税金であることは言うまでもない。

 

 

僕はなんとなくの自分勝手な嗅覚で、それはあまり使わない方がいいと考えてきた。

 

公金だからという教科書的な答え以上に、配属先に対しての個人的な心情によるところが大きい。

 

 

そのシステムを行使することで、『与える側・与えられる側』という構図が浮き彫りになってしまうからだ。

 

 

もちろんボランティアとして派遣されている以上、僕らは支援する側で、彼らは支援される側。

その事実は消せるものではない。

 

 

でも、なんか。

 

それを認めたくない自分がいたり、彼らに変な誤解をしてほしくないなと考える自分がいたりした。

 

ただ、この意見はあるケースにおいての一個人の感想であり。

 

むしろガッチーン!としたタイミングで業務費を使えたら、それはそれで効果的だろうなとも思う。

 

 

「今こそ使うしかない!」みたいなイメージがあまり持てなかった僕だけど、2年間で1度だけ業務費申請したことがある。

 

 

 

半年くらい前、環境に関しての絵画コンテストに応募する際。

 

一連のできごとは配属先というよりもJICA側からの働きかけで始まった。

 

 

「こんなコンテストがあって、業務費で参加できるけどどう?」

そんな調整員さんの言葉に、配属先と相談して画材と郵送料を支援してもらった。

 

まぁJICAからの依頼ならいいかなと思って。

 

 

これは僕の性分でもあるんだけど、なるべく出費を抑えようと、使いきれる量の画材をと考えていた。

そんな僕に上司は「JICAのお金なんだからもうすこし多く買っても問題ないだろう」と言った。

 

 

当然揉めた。

 

 

「お前に権限がある訳じゃないだろう。言う通りに申請しろ」と上司。

 

配属先とJICAの合意があれば成り立つ。

けど業務費申請はあくまでボランティアがするもので、そこに手続きという行為をする人間(僕)がいないと配属先だけでは何もできない。

 

 

僕は頑として最後まではねのけた。

 

 

その時に僕は「この状況があなたは恥ずかしくないのか。僕はこの国に関わっている人間として恥ずかしい」と上司に言った。

 

すべての業務は本来自国でどうにかするものであって、たとえば今回の画材代なんかも、ペン1本買う予算すら工面できない現状がおかしいのだ。

これは単にこの国が貧しいという話ではなくて、(僕にとって)どうでもいい高価な備品は揃えられているのにという意味で言っている。

 

 

上司は憤慨し、僕もまずい言い方しちゃったなと思ったけど、とにかくその場はそんな感じで終わった。

 

 

あとで、自分はなんて上から目線なんだろうと、とても反省した。

 

僕はたまたま日本人として生まれただけでしかないのに。

支援の押し売りのような形でこの国に来て、支援に頼る彼らを罵倒している。

 

 

 

この国の人たちは優しいので、謝ったら許してくれたけど。

 

 

 

これが僕と現地業務費との思い出である。

 

 

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