協力隊には成果物登録というシステムがある。

 

任期中に作った教材や資料などで、後進に役に立つであろうとJICAが認めたものについて登録し活用するためのもの。

 

実際どんな風に活用されてるのかは未知だとして。

 

 

 

僕は言わずと知れた教材づくりマニアである。

 

よし、帰国までに何個登録されるか挑戦してみよう!(ダレ得!)

 

 

 

「てゆうか量より質だろ」

 

 

 

そんなこと言ってるのはどこのどいつだ!?

 

よく聞いてほしい。

 

 

成果物王なので、もちろん質にもこだわる。

 

 

 https://www.youtube.com/watch?v=tTq5ISEdmxM

 

 

帰国まであと1ヶ月半。

 

これは耐久レースである。

 

 

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自分で言う。

 

僕には、子どもとすぐに打ち解ける才能がある。

(いまひとつ褒められ足りないので、最近は自分で自分を褒めるようにしている)

 

 

たまーにめっちゃ避けられる時もあるけど、まぁ仕方ない。

それはそれでキュンとくるというか。

幼い頃を思い出してみると、たしかに自分もこんな怪しい人間には近づかなかった。

 

 

 

今日はタイトルにも書いたように、子どもと会話するコツを披露しよう。

(こういう思わせぶりなタイトルにするブロガーを軽蔑してたのに真似してる自分)

 

 

対象年齢は6歳未満である。

 

 

まずスタートラインとして、しゃがんで目線を合わせよう。

 

その後に会話。

 

 

「えっ、語学力びみょーなのにどうしよう?」

 

 

そう思ったそこのアナタ!

意味がわからなくてもいいんです。

 

子どもの言う言葉を耳コピして、そのまま繰り返しましょう。

 

 

 

たとえば日本語だと仮定してみる。

 

 

子ども 「今日な、朝ごはん目玉焼きやってん」

僕   「そうか今日の朝ごはん目玉焼きやったんかー」

 

 

こんな会話になる。

 

 

なんかどこぞの心理学講座とかモテ技術講座とかで聞いたことある人がいるかもしれないけど、繰り返すだけで人は自分を受け入れてくれてると感じるらしい。

 

この時、表情や醸し出す雰囲気も重要である。

たとえるなら、のび太のおばあちゃんのように。

何でも受け入れてくれるようなまなざしで。

 

オーラを空間全体に解き放ち、すべてを包み込む母なる地球をイメージしよう。

 

 

同時に、相手が近づけば自分も近づき、相手が離れれば自分も距離をとる。

呼吸を合わせて。

シャルウィダンス。

 

 

あとはもう、全力でバカになることくらいだろうか。

言うても僕はおじさんだし、子どもに舐められるくらいでちょうどいい気がする。

身構えられちゃうよりも。

 

 

別に無理してカラ元気に振る舞う必要はない。

テンションが低い時もそのままの自分を見せよう。

案外なぐさめてくれたりする。

 

 

 

最終的に一番大事なのは、相思相愛だという自信を持つことだろうか。

僕はあなたが好きだし、あなたも僕のことが好き。

 

ちなみに恋愛はこんな風に上手くいった試しがない。(誰も聞いてない)

 

 

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以前作った新しい教材【エコ行動カード】。

 

 

「○○と××、どっちを選んだらゴミが少なくなるでしょう?」

ただそれだけのカード。

 

でも試してみるとすこぶる評判がいい。

 

 

日本人的には拡がりに欠ける教材だが、メッセージが直球なぶん意図を理解してもらいやすいのだろう。

扱う側にとっても(配属先)、受け取る側にとっても(子ども達)。

 

 

なので、それの進化形ということで、ポスターを作ってみた。

ポスターというか、本の付録くらいのノリで。

 

まだ完成じゃないけど、せっかちな性格なんで公開しよう。

 

 

文章の部分は『ゴミが少ない方を選んで進もう!』みたいなイメージ。(現在は仮)

四角い部分には絵の説明を入れる。(ティッシュ?orハンカチ?みたいな)

 

 

作ってみて気づいたが、リデュースの意識を育むのに使えるかも。

 

 

 

この国では環境教育というとリサイクル工作が主流だ。

 

でも廃品で工作したところでそもそもゴミは言うほど減らない。(そして本来それはリサイクルとは呼ばない)

 

 

この国のリサイクルの考え方は、たとえるなら割り箸で五重の塔を作るようなもの。

 

 

割り箸というゴミが、五重の塔という美しい造形物になるなんてリサイクルだろ?

さぁ、みんなで五重の塔を作り続けてリサイクルしましょう!

 

 

冗談か!って感じだけど。

 

でもそんな価値観がこの国の現状なのだ。

 

 

みんな本音ではそれがおかしいって知っている。

でも、そこを否定してしまうと彼らの環境教育の手段が閉ざされてしまうので、誰も声を上げられない。

 

 

実際に、国の環境機関に廃品工作専門のアーティストみたいな人が何人か勤めていて、キャップやストローを利用した(ただ飾るだけの)壁面モチーフを日々作り続けてたり、学校で工作指導していたりする。

もちろん廃品工作も声かけによっては有効なのだが、ここでは作ること自体が目的化してしまっている。

 

 

僕は美術系の人間な癖に彼らとは違うベクトルで工作しているので、そういう意味では美術の別の活用法を提示できているような気がする。

 

 

職を失うのは誰だって怖い。

けど、どうせ制作するならここでは環境教育としてのねらいを大切にしようよ。

 

そんな風に思う。

 

 

 

話を戻す。

 

 

ポスターを作ったはいいが、実際これをどう活用していいかは現時点で僕にはよくわかっていない。

 

でも配属先が喜んでくれてるから、まずはそれでいい。

今後のことはすべて彼らに委ねよう。

 

 

必要なものは残り、そうでないものは淘汰されるだけ。

 

 

今はとりあえず、すこしの思いつきでもぜんぶ具現化してみる。

 

残り1ヶ月半の僕に、迷っている暇なんかないのだ。

 

 

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配属先に集合して保育園へ向かう。

幼児教育隊員とのコラボワークショップはこれで3回目。

 

朝、何故だかうちの偉い部長さんから、ワークショップ見に行くねと伝えられる。

 

お、マジか。

現場で良いことやっていても、なかなか上層部まで届くことなんてない。

またとない機会にテンションも高まる。

 

 

保育園につくと、会場は広めのホール。

部長が見に来てくれたことと何か関係があるのだろうか。

 

こういった国では、意味もわからず奇妙な展開に巻き込まれることが多々ある。

僕らに出来ることは、ただアンテナを敏感にし、流れに逆らわずその瞬間に全力を尽くすことのみである。

 

 

 

【寸劇ワークショップ】

 

実施者:同僚Gさん、幼児教育隊員ふたり、僕 計4名

参加者:保育園の子ども(3歳から6歳くらい) 計25名ほど

他に、部長(オーディエンス)、保育士さんたち(すこし手伝い)

 

時間は40分くらい。

 

 

パートナーのGさんと目で会話しながら。

 

まずはGさんと僕で【環境教育紙芝居その1】(幼児向け)。

部長も見に来ていることだし、喋りはほとんどGさんに任せてみよう。

僕は場面を切り替えるタイミングや、驚きなどのリアクション系担当。

 

 

お次はGさん、幼児教育隊員、僕で【寸劇】。

環境に悪い行為をする人が順番に登場し、「これはいいこと?」と子どもに語りかけながら進める。

 

最初に登場するのは、司会兼ママ役のGさん。

さすが堂々とした演技だ。

 

台所での水仕事中に、携帯に電話がかかってくる設定。

打ち合わせもないのに幼児教育隊員が「プルルルルッ」って。笑

 

「水道の蛇口が開けっ放しだよー!」と子どもたち。

 

 

そして、パパ(僕)、姉妹(幼児教育隊員)と続く。

 

 

今日はひとつ、Gさんによる独自の試みがあった。

 

パパがペットボトルを車の窓からポイ捨てするシーン。

子どもたちが「あーー!!」って言ってるなか。

 

司会のGさんが、「こんな時はどうしたらいい?」

「あなたからパパに注意してあげよう」と、ひとりの園児を前に連れ出した。

 

 

おっ、そう来たか。

 

アドリブで客いじりするなんて大したもんだ。

大御所の貫禄。

 

僕は「ごめんなさい」と言って、ペットボトルを拾いゴミ箱に捨てる。

しょぼぼん。

 

 

その後、【環境教育紙芝居その2】(6歳児向け)と続き、【ぬりえ】。

 

ぬりえは昨日僕が描き下ろしたものを使ってくれた。

 

 

最後は【ゴミ拾い玉入れ】。

ゴミを模した玉をばら撒き、よーいどんで拾うだけのもの。

単純なルールの遊びで盛り上がれるのはどこの国の子どももいっしょだ。

玉入れのかごを持って逃げたり、保育士さんに渡して巻き込んでみたりする。

 

 

「もういっかい!」を3回ほど繰り返して玉入れ終了。

「じゃぁ外でゴミを見かけた時どうしたらいいかな?」と僕。

 

ふとあたりを見渡すと「あっ!ゴミだ!!」

すかさず拾ってきてくれる園児。

子どもが動き出すか幼児教育隊員が動き出すかみたいな瞬時のタイミングで、幼児教育隊員が構えたゴミ箱にイン。

 

 

なんかこの流れならゴミ拾いやれそうじゃね?みたいな話になり、そのまま隠れキャラ、手作りゴミ箱【パクパク君】を登場させる。

 

3分だけならという許可が出て、部長やGさんが見てるなか楽しくゴミ拾いすることが出来た。

 

大人気のパクパク君に子どもたちのはしゃぎっぷりは最高潮。

 

 

この光景を目の当たりにしたら、『ゴミ拾い=あまり子どもにさせたくない汚い行為』という大人たちの印象も変わるだろうか。

 

 

 

そんな感じで盛りだくさんのワークショップは無事終了。

子ども達も保育士さんも大喜び。

 

 

今日は、まさに協力隊!って感じの連携が光るワークショップだった。

 

そして幼児教育隊員の子どもとの関わりに、環境教育隊員が学ぶところは大きいのだろうと感じた。

 

 

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僕、環境教育隊員なんです。

 

そんな僕が言うのも何だけど、環境教育って胡散くさい。

 

 

、、ってちょっと待って!!

 

誤解を招かぬよう丁寧に説明をするならば、環境教育自体はとても大切。

でも、そこにまつわるいろいろが胡散くさい。

 

 

『地球温暖化』や『リサイクル』。

『二酸化炭素の排出権』なんかは特に気持ちが悪い。

 

 

 

世界で一番ゴミを排出している国は日本だという話。【国民一人当たりの排出量】

全世界にあるゴミ焼却施設の約7割が日本国内にあるという話。【世界的には埋め立てが主流】

 

つまり日本はCO2の排出にめちゃくちゃ貢献している。

 

 

リサイクルという大義名分のもと分別された資源という名のゴミを、そのまま他の国に輸出して(押し付けて)いる話とか。

 

 

そんな日本からはるばる外国に渡って、ゴミはゴミ箱にとか、使わない部屋の電気は消しましょうとか言ってる自分。

 

 

これは別に悲観的な話ではない。

 

ただそんな事実があるというだけのこと。

 

 

そんな自分に何が出来るのかと言えば、やはり環境を守る動機について問いかけることくらいなのだろう。

 

環境を守らないとどんな風に困るか。

または、実際に困ってしまった過去や現在の事例を伝えること。

 

 

 

いくつか前の記事で、動機づけの環境教育を大切にしていると書いた。

(そしてその理由がふたつあるとも書いた)

 

でも一番の理由は、僕にはそれしか言えることがないということかもしれない。

 

 

どうしたら環境問題を解決できるかは、現世代の僕らには未だ到達出来てない部分。

なので、○○をすれば解決しますよ!なんて言える立場ではない。

結論を言い切ってしまうには、あまりにも根拠が受け売りというか。

 

 

だったら何のための環境教育なのか。

 

 

こんな風に書くと、環境教育なんて意味ないじゃーんと思われるかもしれない。

でも僕は、冒頭にも書いた通り、環境教育は大切だと考えている。

 

 

 

我が師匠が言っていた。

 

 

環境教育とは。

 

『人が持つ未来志向の幅が長い人材を育成すること』

 

 

まさにその通りだと感じる。

 

環境とか何だとか飛び越えた次元で。

望んだ未来を切り開く力。

 

 

ワークショップはきっかけに過ぎない。

 

ひとりひとりが未来について考えるというスタートラインに立つ。

そして、信じる未来に向かって自発的に行動する。

それこそが、僕の考える環境教育の目指す場所である。

 

 

 

環境教育は日進月歩。

昨日の正解が今日からは間違いなんてこともしばしば。

 

 

常に真逆の発想も意識して、子どもたちの突飛なアイディアも受け入れられるだけの余白を自分に残しておきたい。

 

 

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