シャンプー時、見落としがちなとこ | わんにゃん徒然ブログ

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動物病院で愛玩動物看護師として働く中で出会ったワンニャンの事や、スタッフとしての気持ちなど徒然なるままに書いていきます。

前回、皮膚の事について書いたので、今回も皮膚関係を書いていこうかなと思います。

 

最近では短毛のわんちゃん達もトリミングさんでシャンプーされる方も増えてきたように感じますが、自宅でわんちゃんをシャンプーされている方もまだまだ多いかと思います。

 

自宅でシャンプーされている方で見落としがちな部分があるのですが(肛門腺以外で)どこだと思いますか?

 

実は  なんです。

 

爪というか、爪の根元です。

 

皆さん自宅シャンプーの際に地肌まできちんと濡らしたり、シャンプー前のブラッシンング等も割とされているのですが、爪の根元を洗っている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

 

もし今近くに愛犬がいらっしゃる方、よかったら爪の根元の毛を掻き分けてみてください。

 

意外と汚れていませんか?

 

この汚れが残っていることで、シャンプー後もすぐわんちゃん特有の芳醇な香りがしてきたりする要因の一つだと思っています。

 

マラセチア性皮膚炎の子なんかは爪の根元に汚れが残っていることで、

爪の汚れで痒みが出る→舐める→口元に汚れ(雑菌)が移る→口で陰部や体を舐める雑菌が広がる

とゆう風になかなか治らない原因の一つのもなります。

 

自宅でシャンプーする際に、足先を水の中に浸け、汚れをふやかし、毛をめくり爪の根元を柔らかい歯ブラシのような物で優しく撫で汚れを落とし、すすぎの際も、最後きちんと足先もすすいであげてみてください。

わざわざたらいを用意して水に浸さなくても、普段のシャンプーの際、いつも通りに洗って最後に爪を洗う感じでいいと思います。

とにかく、一度爪の根元めくって見てください。

 

皮膚病は、食物アレルギーや寄生虫など様々な要因がありますが、飼い主が予防してあげられる確率が高い物でもあると思います。

 

普段から自宅でケアできて、来院回数が減る方が動物的には嬉しいでしょうからホームケア頑張りましょう。

 

 

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動物病院で働いている方で、同じ業種に転職した方いますか?

この業界、獣医師同士知り合いが多いからなんだか転職しづらく無いですか?

私の周りの人は、同じ業種で転職した人いないんです。獣医師同士知り合いだったり、獣医師会のセミナーなんかで顔を合わせるのが気まずいし。。。みたいな。

同じ病院に長く勤めるか、違う業種に転職、そうなっちゃいますよね〜。