こんにちは!

就労継続支援B型事業所くりえいとです。

くりえいとではハーブやアロマ、パワーストーンなどを扱っています。
また、代表のふなちゃんは鍼灸師で、東洋医学にも精通しています。

今回は、東洋医学について解説していきたいと思います!
前回はこちら

 

 

こちらの本を参考にしています。

「スピリットとアロマテラピー」

今回は、五行論の各論、「」についてです。


 


図のように、東洋医学では、「」に属する主要な臓器は「」です。

「水」の解説のときもお話した通りですが、
東洋医学における「肝」は、西洋医学の肝臓とは全く異なるものです。

「肝」は、気の流れを通じて、感情の調節や、自律神経系、中枢神経の働き、血液の循環調節などの役割があります。

東洋医学では、身体の基本となるものは「気」と「血」であって、この両者が体をめぐり、バランスをとることによって生命の活動が成り立っていると考えられています。

「肝」は、この気の流れを通じて身体を調整しているということですね。


」は、動物的な欲望と勢力をもたらすものです。
そして、「肝」は、心身の滑らかな気の流れを保つ役割、気を順調に、のびやかに流す(疏泄)の働きがあります。

」のエネルギーは、「春」に旺盛になります。
春のイメージは、赤ちゃん、子供です。
伸び伸びして、瞬発力があるけど、柔軟性があって、勢いもあり、身体の滞りもない、新鮮な生命力にあふれた状態のイメージです。

「肝」は、血液の循環調節も担っていますが、気血の滞りは、「精神の緊張と欲求不満」にも関わります。
緊張し、移り気で苛立つ心は肝の機能を妨げ、気の流れを阻害するのです。
気血の滞りが精神へ影響することもある一方、逆に、精神のアンバランスが気血の滞りを招くこともあるということですね。

こういった場合に使う精油は、本の中では、「ラベンダー」が挙げられていましたよ。

 


鎮痙作用と鎮痛作用、精神のリラックス作用を兼ね備えている、それが気の流れを滑らかにする、ということのようです。