桁外れの儲け話を言い始めたら、
初心や志しを忘れた政治家と
なんら変わらない。
最初から大金持ちになりたくて、
医者や療術家、セラピストの道を選択したのなら
別だけど。
ねずみ講が悪いとは思わないけど、
ねずみ講形態の療術、セラピストに進む人たちって、
「儲けたお金で慈善活動をして世間に貢献する」
と言う人たちもいるけれど、
観てると、世間に貢献するより
儲け話を教えるコンサルに支払う金額の方が遥かに大きい。
(私の身近な人は、丸々人のアイディアや手技を真似して、人のアイディアや手技で大儲けを考える。オリジナルなら別だけど。)
そういうタイプの人たちは、
「自然と下から吸い上げて、働かなくてもいい悠々自適な生活」を望み出す。
そんな人たちがいてもいいと思うけど、
それって、療術家、セラピストではなく、
野心家のビジネスマン向きだよね。
ボディワーカーとは縁遠い職業向きの人たちだと思う。
足るを知る 2-3「最初の目的」 でも綴ったけど、
個性を引き出すコンサルではなく、
桁外れの高額収入を促すコンサルタントを崇拝し始める人たちは、
周りのクライアントや仲間たちに
「みんながお金持ちになって地球を豊かにしましょう!!LOVE &PEACE」
という様な、ビックビジネスを誘い始める。
お金に取り憑かれると思考も停止してしまい、
冷静に観れば簡単に観えることも観えなくなるらしい。
大金持ちの人たちだけの世界ということはあり得ない。
大金持ちがいるということは、
必ずその真逆な人たちがいるから成り立つシステムだということ。
(みんなが大金持ちになったら、お金の価値が下がるので大金持ちは居なくなるでしょ…)
(みんなが大金持ちになったら、お金の価値が下がるので大金持ちは居なくなるでしょ…)
ってこと。
「高額なセッション料を支払ってくれるお客以外は切り捨てよう」
と指示する儲け主義のコンサルタントに、
ボディワーク、ボディワーカーの奥深さの何が分かるというのだ?
愚かにもほどかある。
初心を忘れる程度なら、
腕はよくてもボディワーカー、向いてません。
その内、顔つきも変わっていることにも気づかず、
腕も落ちるでしょう。
メルマガなど与えられた課題ばかりこなして、
働かなくなっていくから。
また、高額収入に違和感を抱く人たちの方がまるでオカシイかの様に、
「まだお金に対してブロックがあるのね。」というけれど、
お金に執着してブロックがあるのはどちらでしょう?
もっともな美味い話を持ち出して、
儲けを促すコンサルの一例↓
『3000円×1000ではなく30万×10を狙う。30万円払って関わりたいと思わせる発信を心がける』
そんな同じ様なお客様ばかり集めて
そんな同じ様なお客様ばかり集めて
腕が上がるのでしょうか?
何の為に、誰の為に、療術家、セラピストになったのでしょう?
確かに、価値の分からない、お客様だからやって当たり前な
図々しいお客や知人友人はお断りしたいけど、
大金持ちばかりを行う為になったの?
『安売りで集めた顧客リストは高い商品を買わない。高値売りは良い口コミを広げてくれる層に刺さる。安かろう悪かろうの人たちを集める。』
モノの価値が分かっていそうで、
金額で左右されるブランド思考の人たちだと言っている様なものです。
人をバカにする(お金で見る)様な人に、私は癒されない。
『誰かの手技等を売るのなら組み合わせて高単価に。必ず代表者に確認を取ってトラブル防止。』
これ、私も知人にされました。
自分のオリジナルが殆どだからと、私が考案したツールを名前を変えて使わせてと許可を取りながら、その人のセミナーに参加した人たちから聞けば、「オリジナルな面は0」。
手技も某流派のものを名前を変えて丸々自分のものにし(正式な許可は取ってないようだ。)、
私のツールは使用許可をしたものの、考案者の権利までは許可はしていない。
しかし、まるで自分が考案したかの様に表現している為、
私の方が真似をしたのではないか?という問い合わせまで来る始末。
個性を引き出して伸ばして下さる
真っ当なコンサルタントもいるのでしょうけどね…
私は私。
私はコンサルタントの影武者ではない。
初心、忘れずべからず。
さ、今日もコツコツ淡々と楽しみましょう
笑う身体の案内人
リウマチだったセラピスト・愛