さよなら&ありがとう!(追記有) | チキチキ☆トレイン

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笑いあり☆涙あり☆チキチキあり☆
チキチキ列車に乗りながら
行こうよ愛の終着点

 昨日は例の毒舌美容師R君が経営する美容院へ
カットの予約をして出かけた

10年ほど前、
ボディワークの学費を稼ぐ為に
4件のアルバイトを掛け持ちしていた中の、
早朝の漫画喫茶で働いていたときに
知り合ったR君。

いつもダルそうな接客で、
私だけなのか「いらっしゃいませ」の
言葉も掛けてくれないR君。

「こんな髪型にして^^」と頼めば
「無理☆」と答え、

「ピンク系のブラウンに染めて^^」と頼めば
「あれ?R君、これピンク???」と
仕上がった髪の色を確認すると
「夏なので涼しげに青系のブラウンにした」
と勝手に色を変えるR君。

自分の仕事への姿勢を棚に上げ、
他人の接客マナーを批判し、
「美容師たるもの!!」を力説するR君。

「お電話ありがとうございます」は基本っすよね!
と言いながら、
私が予約電話をするときは
「なんっすか?」とダルそうに出るR君。

思えば他の友人からの予約電話も
爽やかな感謝の受け答えは
R君からは聞いたこともない。

R君もこの前「ありがとうございます」って言ってないし、
機嫌悪そうに出てたよ?と教えてあげると
「あの時は予約時間外に掛けて来たから
言わなくていいんです。愛さんが悪い☆」
と逆切れするR君。

その他もろもろ、上げれば切が無いほど
「私にとっては」失礼なことをしてきたR君。

まぁ、それを補うだけのことを
してくれるときもあるし、
根はいい子だからね^^
と、今まで「おい☆おい☆」と思いながら
彼を受け入れて来た。

私は人から
「よく怒っているよね」とたまに言われるけど、
私が怒るときはよほどのことだということを、
そして怒っているのではなく、
疑問や意見として言っているということを
みんなは知らない。

でも、ただ文句として捉えられてしまうのは、
きっと私にも原因があるのだろう。。
最近学んだことは、、

「自分で気づかなければ
他人がいくら言っても分からない。
それどころか逆にこちらが悪く思われる。」

ということ。
なので、

「人の振り見て我が振り直せ。
相手は鏡。
故に自分から正しい行いをすることで、
逆を言えば、時間は掛かっても
映し出される鏡の自分のように相手もなる

ということ。

先ずは先に気づいた自分からなのだ☆


と、思っていても、
今回私の許容範囲をはるかに超えてしまったR君

成長途中の魂が未熟な私は
彼に疑問を投げかけ意見した。

私が美容院へ入った早々
毎度ダルそうなR君のその日は、
いつもより増して機嫌が悪そうだった。

いつものように挨拶もなく
「どーしたいんすか?」と足をズリながら歩いてきた。

しばらくやり取りしたあと、
私はヘアカタログを取り出し、
「あ、これ可愛い♪
この髪型私に似合うかなぁ?」
とプロの美容師R君にアドバイスを求めた。

R君。

君は35歳の一児の父親になったというのに、
私に言ってはいけないことを言ってしまったね…。

君は私に

「顔が違うから無理☆」

と、禁断なことを言ったんだよ。

「それは分かっているから、
髪型が私に合うかを聞いているの」
と、そこまでは私も大人でいたよ。

それなのに…
私のこんなに優しく大きな器を
君は次の言葉のハンマーで壊したんだよ。

「そもそもパーツが違う。
そのこは目がクリクリして大きくて可愛いけど、
まったく違うから無理☆」

………。

「R君。あなたは本当に失礼なことをいうね。
ここは髪を扱う美容院ではなく、
顔のことをとやかくいう美容整形院ですか?
それがお客に対していう言葉ですか?
私も一応女ですから、そんなことを言われれば
傷だってつくよ。
お客に対してその接客はおかしいと思わない?」

「だって本当のことだもん☆( `ε´ )
本当のことを言って何が悪い!!ヾ(。`Д´。)ノ
(↑本気で逆切れしていた;)

………。

この人は自慢の娘の前で父親としての自分の仕事ぶりを
堂々と見せられるのだろうか?
今の接客で誇れるのだろうか?

人は本当に怒れたり、呆れたりするとき、
妙に冷静になれるものである…。

私は首と手を振り
R美容室を後にした。

グッバイ☆R君

空を見上げると広く青い空が広がっていて
清々しかった

「一番愚かなのは私なり…。」

とつぶやくと、
スクーターのエンジンを吹かし
新天地を開拓しに出かけた。

「おお!全てなる創造主よ!!
無駄な時間とお金を費やして
嫌な気分にさせられていたのも、
全て自分が愚かな選択をしていたからです
もっとも愚かな私をお許したまえ~!!
これからは、最高最善に私を内側からも
外側からも美しく可愛くさせてくれる
プロの美容師さんの下へ
お導き下さるようコマンドします。。

とっっっても嫌な気分にさせられたはずなのに、
私の背中は軽かった☆

「わぉ!!
清々したぜ☆」

行くあてもなく、
鼻歌交じりにスクーターを飛ばし
浜松の街をさ迷うこと一時間あまり…

そこで目に止まった美容院の看板に惹かれ
導かれるまま入ったその美容院で、
私は私を可愛~くしてくれる美容師さんにめぐり合い、

結果オーライ☆
となりました^^♪

そしてさらに今回のことで、
ちょっとホクホクしたことがあったのです。。

いつも私に意地悪なことばかり言う父親が、
毒舌R君の話しを聞くと、
「何てやつだ!!どこのどいつだ!!
そいつの目は腐っている!!
どこが不細工なんだ!!怒って当然だ!!」
と、私以上に怒ってくれていたこと^^

それと、
そんなことを言われて「ひどい!」と
ちょっぴり傷ついたのは、
私もまだまだ女心を持つ女性だったということが
よ~~~~く分かったので、

R君には感謝かな♪

さよなら!!&ありがとう!!

バイバーイ



追記:ちなみにその後、R君から
謝りのメールが届きました
少しでも私の言葉が響いたのなら、
私たちが出逢った意味があったんだね
共に成長しつづけようね☆
(髪は今回縁あったところでお願いするけどね^^;)