「 一つには、
功の多少を計り彼（か）の来処（らいしょ）を量（はか）る」
☆この食事がどうしてできたかを考え、
食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。
「二つには、
己が徳行（とくぎょう）の全欠を忖（はか）って供（く）に応ず」
☆自分の行いが、
この食を頂くに価するものであるかどうかを反省します。
「三つには、心を防ぎ
過（とが）を離るることは貪等（とんとう）を宗（しゅう）とす」
☆食べ物に不平・不満をいだかず、
飲み過ぎ、食べ過ぎのむさぼる心をおこさぬよう
食事は心の修行の場である。
「四つには、正に良薬を事とすることは
形枯（ぎょうこ）を療（りょう）ぜんが為なり」
☆食事は飢えやかわきを癒し
心身の枯死を免れる良薬と思って、
決しておろそかに食べない、平和な心持ちで食する。
「五つには、
成道（じょうどう）の為の故に今この食（じき）を受く」
☆今この食事を頂くのは、己の道を成就するための
食事であることに対して、反省と感謝の心を持ち、
新たな誓いを心に持ち行うこと。
神々やご先祖さまたち、地球さんや万物のものたちへの
朝の感謝の挨拶と祝詞（大祓詞）と般若心経、延命十句觀音經、
ときに生活信条、坐禅和讃、
そして食事五観を毎朝詠い捧げ一年半が経ちます。
ここのところ、「日課的」になってしまった食事五観を
読み上げるとき、心があまり入っておらず、
ただ読み上げるだけになってしまっていた気がします
食事を前にして、
今再びその心を言の葉に乗せて唱えてみると。。
自然と背筋が伸びて、美しい振る舞いで
食を頂くことができました
スピリチュアルとは、特殊能力を指すのではなく、
徳を積むことで精神性を高め、
ただただ感謝が言動に表れること。
また、それら徳の高い意識が、
多くの人々の心を動かすものだと思いました。
私がなによりお釈迦様に惹かれるのは、、
お釈迦様は超人的な特別な能力を使わず、
自ら実践されて得たものを、
人の心を人の言葉で分かりやすく説いていかれたかた
だからかな？と思います
ちなみに。。（怒られちゃうかも知れませんが；）
私の家は何かを特別に信仰してはいないのですが、、
いいなぁ～。。と心に響いた徳の高い人達の教えは、
近所のおじさんやおばさんの言葉でも、
偉人たちのお言葉と同等に有難く信仰します＾＾
先日、渋谷にあるヴィーガンレストランのお店
「ＶＥＧＡＮ ＨＥＡＬＩＮＧ ＣＡＦＥ」の
まだ２０代の若い店長さんの言葉が響いたので
ご紹介します＾＾（本人は言ったことを覚えていないと思うけど＾＾；）
「動物愛護とか、自分はそんな上からの目線で
ベジになったわけじゃないですよ。
ただ、動物も人間と同様に
生きる権利があると思っただけです。＾＾」
http://ameblo.jp/vegblog/entry-11336744811.html
http://ameblo.jp/tanntakatann55/entry-11309702310.html
http://ameblo.jp/tantakta0123/entry-11296870739.html
http://ameblo.jp/tantakta0123/entry-11215316695.html
人は無駄な殺生をしなくても生きていけますが、
唯一、Ｂ１２の栄養素だけは、動物性のものでしか取れないと
言われています。 ですが、、
調べましたら、海苔などで補えることが分かりました☆
Ｂ１２が補えないと、神経系の働きが悪くなり、
脳障害や鬱などに影響してくることが言われています。
なので、菜食主義などの偏食気味な方には、
科学的には必要なものとされています。
でも、海苔などで補い、また、どうしても沢山摂取したい場合は、
貝類などで補えばいいかな。。と思います。
何故貝はいいのか、、というと、私の勝手な判断ですが、、
貝に対して「このような」虐待をしている人たちは少ないと思うからです；
これらの行為は見るに耐え兼ねないので、
私は自分の食事を自ら改めることにしたのです
「己が徳行の全欠を忖って供に応ず」
☆自分の行いが、
この食を頂くに価するものであるかどうかを改めます。
※「三つには、心を防ぎ…」について、菜食主義の人達は、
この三つ目に対し、お肉料理を前にして「不平＆不満」を抱くと思います。
これは深い意味になりますが、、菜食主義者は「料理」に対して
不平＆不満を抱いているわけではありません。
「命に対する人の行い」に疑問を投げかけているのだと思います。
今日もありがとうございます
愛