公明党の政権離脱により立憲、維新、国民民主が手を組めば、政権交代が実現する可能性が生じた。

立憲の野田佳彦代表は「政権を取る十数年に1度しかないチャンス」と野党連立政権に意欲を見せたが……

野党が連立を協議するが

 

野党連立政権への奇策だったが

立憲は国民民主の玉木代表を野党統一候補とする奇策に出た。が、玉木は「総理になる覚悟はある」と言いながらも、我が党の基本政策に合わせなければ連立はできないとガンコな態度を崩さなかった。しかし、信念・信条を貫き通す姿勢には見えず、元は一緒だった政党に譲歩も妥協できないワガママな駄々っ子みたいにしか見えなかった。

野党は玉木を担ぎ上げるつもりだったが

 

視野の狭さを露呈した国民民主玉木。もし野党連立ができて玉木総理になってもロクな政治にはならないだろう。約束の反故、腹芸、裏切り・裏工作などが日常のダーティな政治の世界(笑)で自己の思惑でツッパリ通すのは決して全体の利益にはならない。最近、ちょっと支持率が上がったと思って調子に乗りすぎじゃないだろうか?

玉木は他が歩み寄れと強気

 

玉木代表は「永田町の回転寿司は一度取り損なったら、二度と回ってこない」と立憲の野田代表に言われたらしい。ポスト打診のチャンスを蹴ったら二度と話が来なくなるという格言らしい。フリーランスが仕事依頼を断るのも同じことだけどね(笑)

 

そもそも立憲・国民・維新で連立するというのは、指向がバラバラで妥協できない政党が連合してもまとまるのは難しい。残念ながら「木を見て森を見ず」的な視野が狭い弱小政党が寄せ集まっても意味がないだろう。

維新は「歩み寄りがあった」と言った一時間後…

 

維新は野党連立より副都心構想の実現

維新は野党連立の協議に参加していたが、実は自民党の連立を画策していたらしい。気を持たせただけで、さっさと自民との連立を公表した。

首相主犯指名で高市の名前を書くと

 

報道によると、公明党が離脱した後で高市側から維新にアプローチしていたという。野党連立を簡単に蹴り、自民の誘いに乗ったローカル政党おおさか維新。党是ともいえる「副都心構想」を取引材料にすれば実現すると読んだはずだ。それ以外にも自民党と相性の良さがある。カネに甘いことだ。

 

カネに甘い維新の本領発揮

維新が企業・団体献金の廃止を求めていたというが、維新が本気で献金廃止を求めるはずがない。絶対にない。あくまでポーズにすぎないと断言できる。維新は本質的に政治のカネに甘いという体質があるからだ。

維新バカ代表 10年後に領収書を公開する案

 

2024年5月、維新は政策活動費を証明する領収書類は10年後に公開する改正案を提案、自民と合意している。政策活動費の領収書など支出の真実性・正当性を証明する証憑類は一般的には7年または10年の保存義務があるが公開義務は課せられていない。10年後に領収書を公開する前に保管義務が期限切れになって廃棄されたら何の意味もない。また、10年前に議員が落選や引退しても意味がないことになる。このように制度の改革どころか大改悪の大罪を犯したのが維新である。

☞ 自民党金権政治の協力者たち

政策活動費改正案各党比較

 

2024年政治資金規正法の改正は、意味がないザル改正だと維新以外の野党は反対したが、自民と維新は政治資金に甘い体質の政党だと覚えて欲しい。政治資金に甘い価値観が合致した自維連立政権ができたのは当然の成り行きと言える。「類は友を呼ぶ」ともいう↓

 

☞ 維新・藤田共同代表、公設第1秘書の会社に「公金支出」

>もし、藤田さんが秘書のかかわる事業で報酬を得ていたなら、これは大ごとになるだろう。ベテラン議員を中心に反対意見も多かった、維新の与党入りを強行に進めたのが、維新の代表である吉村洋文大阪府知事。自民党に影響が出なければいいな、と願うしかない

 

ローカル政党ゆえの我田引水思想

しょせん大阪中心のローカル政党、政治献金廃止より副首都構想最を最優先で実現したいのだろう。副首都構想最は、過去に2度も住民投票で否決された大阪都構想の焼き直し版。総理大臣の表紙替えと同じようなもので、しつこいといったらありゃしない。

維新が元々は献金禁止を絶対王権に挙げていた

 

副首都構なら全国分散型がいいという案もあり、何も大阪に集約する必要はないはずだ。維新的には我田引水したくても全国的に見たら大した価値もない構想。税金の無駄使いとしか言えないし、緊急度も高くない。どうしてもやりたいなら国民投票をやれよ。

 

維新 献金廃止→議員数削減にすりかえ

水面下で維新は自民に献金の廃止を求めていた (10/17)

 

維新は与党に食いつくためなら嘘も辞さないらしい。最初は献金廃止を連立の絶対条件に挙げていたが、あっさりトーンダウンして国会議員定数の削減にすり替えてきた。

維新吉村は自民が献金廃止をやるはずがないと

 

維新があっさり政治献金廃止を引っ込めたのは、自民党と連立を組むことを何より優先したと思える。清廉な政党なら「政治献金廃止をのまなければ連立はありえない」ぐらい言うはずだ。カネにルーズな政党は政治献金の廃止はたいしたことがないと考えているのだろう。

献金禁止の代わりに議員定数の削減ですり替え

 

与党になりたがっている維新は自民が嫌がる政治献金廃止を引っ込めて、国会議員の定数削減にすり替えた。最初は鼻息が荒かったが、じきに自民のご機嫌取りに回った。こういう姿勢は国民から不信感を招くだろう。

公明「献金廃止→定数削減はすり替え」

 

今まで連立を組んできた公明党が議員定数の削減に不信感と不快感をもっているらしい。これからどうなるか分からないが、比例区を中心に50議席ほど削減する案がでている。ただし、このやり方が荒っぽいという批判されている。比例区の削減は、自民のように大きい政党は影響が少ないが、小さい政党ほど影響が大きくなると言われている。選挙制度は政党間での公平さが重要になる。不公平な選挙制度への改悪はそれこそ憲法違反になりかねない。大政党に有利な改悪にならないか注視したい。

 

☞ 自維連立で比例削減検討、2万円現金給付を否定…公明幹部「嫌がらせだ」「自民は復帰難しくする対応」

>自民の鈴木幹事長は記者会見で「小選挙区の削減は難しい」と述べ、比例定数の削減を唱えた維新の吉村代表に同調した。公明幹部は「公明への嫌がらせだ」と不快感を示す

小選挙区が難しいなら中選挙区にして区割りを変えればいいだろうに。まあ、自民は小選挙区のおかげで議席を多く取っているから不利になる区割りをするわけがないが。

 

公然賄賂陳列罪?

高市政権になったとたん、石破政権で自公政権が公約にした2万円の給付を反故(ほご)にしたらしい。公明党は怒っているが、与党への投票を期待して国民に給付を約束したのに(笑)大負けしたら給付はやめるのか?それとも公然賄賂陳列罪だから違法ですって訳か?あ〜妄想ですよ妄想(笑)

 

前政権の公約だからといって新政権が公約を守らなければ自民党としての公約違反になりますけどね。まあ、自民党の公約違反は毎度のことで誰も驚かないのだが。

 

(続く)

自民党は“戦犯”石破総理を引きずりおろすことには成功したが、その後の戦術・戦略・ビジョンがないまま突き進んだようだ。それはともかく、自民党の総裁選挙は高市早苗が逆転勝利した。初の女性総理大臣となる。表紙を付け替えた自民党は有権者の見る目をリセットできるのだろうか?

辞意連立政権で高市が首相に指名される

鹿を蹴るのは外国人?

しかし、この高市という人物は言うことやることが大丈夫か?と不安になるところが多々ある。たとえば奈良の鹿暴行説。

 

☞ 外国人は「奈良のシカ蹴る」 高市氏、政策厳格化訴

>高市氏は「日本人の気持ちを踏みにじって喜ぶ人が外国から来るなら、何かをしないといけない。日本の伝統を守るために体を張る」と強調した。

「体を張る」とは大事な鹿の代わりに蹴っ飛ばされるということか?ま、それもいいが。

 

☞ 外国人が奈良のシカ蹴る?発言の根拠問われ高市氏「自分なりに確認」

>高市氏は24日の自民党総裁選の討論会で根拠を問われ「自分なりに確認した」と説明。奈良県の担当者は「県や関係機関が把握している限り、殴る蹴るといった暴行は確認されていない」としている。

 

「自分なりに確認」とはどうやって確認したのだろうか?現場に立ち会って暴行犯から事情でも聞いたのか?見ただけで外国人と分かるのは欧米人などの人々だ。日本人、中国人、韓国人などは見ただけで国籍は分からないだろう。

 

外国人が鹿を蹴ったと仮定しても、鹿を蹴る行為はモラル・性格など個人レベルの行為の問題であり、外国人全体の問題、あるいは特定国の問題へと誇張してしまうのはいかがなものか?不確かな伝聞情報をネタに排外主義をあおるような言い方は、総理としての資質が懸念され国際関係を壊さないか心配する人も多い。

 

自民党に三行半を突きつけた公明党

こういう高市総理の指向に与党連立を組んでいた公明党も不安を感じたのではないか?誰もが驚いた公明党のまさかの連立離脱だ。

公明党は事前に話合いをして決裂

高市政権に変わって本来なら速やかに連立合意となるはずがそうではなかった。公明党の斉藤代表は、高市総理の歴史認識、外国人排斥問題、政治とカネについて懸念を伝えた。

 

一方的に三行半?

 

一方的に三行半を突きつけられたと言うが、斉藤代表は協議を重ねており一方的ではないという。また高市総理は「総裁が私でなかったらこのような連立離脱はないのか?」と公明党の斉藤代表に聞いたらしい。斉藤代表は「総裁選で誰が選ばれても同じです」と答えたらしいが、そらまぁ「極右のお前と組めるか」などと本人を前に本音を言う訳ないですな(笑)

 

1人で決められない総理…ダレなら決められる?

献金規制は高市1人で決められない

 

斉藤代表は、不信の根源にある「政治とカネの問題を解決するしかない」という思いで協議を行ったが、高市は献金規制は「私じゃ決められないじゃん」というだけで政治とカネの問題をスルーする姿勢を晒した。最高権力者たる総理大臣の言うセリフじゃないね。総理が決められなければ誰が決めるのだ……あっ!そう麻生か。

 

クリーンな政治に背を向けるダーティ総理大臣

裏金問題に決着ついたと思う人約2名

 

自民党総裁選の全立候補者を集めた番組で「“裏金問題”の決着はついたと思う人は手を挙げてください」という設問があり、裏金問題は決着済みという意思表示をしたのは、小林 鷹之と高市早苗だった。高市早苗は迷わずサッと挙手したが、小林 鷹之は高市早苗が手を挙げるのを見て迷う素振りで手を挙げたのだったが(笑)

 

つまり「政治とカネの問題を解明も解決もする気がまったくない」のが自民党総裁に選ばれた訳だ。クリーンな政治を1ミリもヤル気がないダーティ総理大臣なんか辞めちまえよ。

ガオー!

 

公明が連立離脱を決断したわけ

決着済みは国民の感情とかけ離れており

 

公明は政治とカネに関連し、自民のハギューダが党役員への復帰、すなわち裏金問題を終わったことにして説明責任を果たそうとしないことへの不信感もあったと。公明党の斉藤代表は自民の総裁選後の党首会談で高市にクリーンな政治を働きかけたが物別れに終わり、連立離脱を決断した。

 

こうして公明党は1999年から26年続いた自民との連立政権を離脱した。一方的ではなく、我慢して積もり積もった不満が爆発したということか。「おしん」みたいな話やな。こんなふうにして急に離婚届を突きつけられて慌てた旦那もけっこういるんじゃないかな(笑)

 

☞ 目的を遂げるためには、世話になった人の恩を顧みない」 高市早苗氏が公明党を激怒させたウラ事情 「裏では公明党や学会のことをボロクソに」

>「高市も表ではいい顔しといて、裏では公明党や学会のことをボロクソに言っていた」(高市事務所関係者)
>「奥野先生の後援会、公明党・創価学会などが反発したことが敗因でした。高市氏の行動を振り返ると、自らの目的を遂げるためには、世話になった人の恩を顧みない。『マキャベリスト』と言ってよいかもしれません。でもそれは日本人の穏やかな気質にそぐわない面がある。

 

自民に抱きつかれて一蓮托生を恐れた公明党

これまで「下駄の雪」と揶揄されてまで自民党に付いていった公明党が離脱を決めた原因はいろいろ言われているが、拙者が思うに公明党が離脱したのは「自民党と“同じ穴の狢”と思われ、自民と一蓮托生になることを恐れた」から〜(チコちゃんふうに)。

公明党敗北の原因=自民の裏金問題≠同じ穴の狢

 

「溺れる者は藁をもつかむ」という格言があるが、溺れかけた者を救助しようとして救援者が一緒に溺れた例は少なくない。政党でも似たことがあり、「みんなの党」など過去に自民と連立を組んだ政党はほとんどが消滅した。公明党は消えずに26年間も自民党に寄り添ったのは創価学会の組織票のおかげといえる。しかし、その公明党も創価学会の組織票が減り続けており、議席数も自民党にリンクするように減り続けている。

 

公明党から見たら、このままでは溺れかけた自民に抱きつかれて一緒に溺れるという恐怖から、関係を清算することになったと言えるだろう。それでも、与党のウマミを味わいたいのか、溺れかけた自民を助けようとする奇特*な政党があったりするのだが。

 

*:「奇妙」や「珍しい」という意味ですな。この場合。

 

自民党は“戦犯”石破総理を引きずりおろすことには成功したが、その後の戦術・戦略・ビジョンがないまま突き進んだようだ。それはともかく、自民党の総裁選挙は高市早苗が逆転勝利した。初の女性総理大臣となる。表紙を付け替えた自民党は有権者の見る目をリセットできるのだろうか?

辞意連立政権で高市が首相に指名される

鹿を蹴るのは外国人?

しかし、この高市という人物は言うことやることが大丈夫か?と不安になるところが多々ある。たとえば奈良の鹿暴行説。

 

☞ 外国人は「奈良のシカ蹴る」 高市氏、政策厳格化訴

>高市氏は「日本人の気持ちを踏みにじって喜ぶ人が外国から来るなら、何かをしないといけない。日本の伝統を守るために体を張る」と強調した。

「体を張る」とは大事な鹿の代わりに蹴っ飛ばされるということか?ま、それもいいが。

 

☞ 外国人が奈良のシカ蹴る?発言の根拠問われ高市氏「自分なりに確認」

>高市氏は24日の自民党総裁選の討論会で根拠を問われ「自分なりに確認した」と説明。奈良県の担当者は「県や関係機関が把握している限り、殴る蹴るといった暴行は確認されていない」としている。

 

「自分なりに確認」とはどうやって確認したのだろうか?現場に立ち会って暴行犯から事情でも聞いたのか?見ただけで外国人と分かるのは欧米人などの人々だ。日本人、中国人、韓国人などは見ただけで国籍は分からないだろう。

 

外国人が鹿を蹴ったと仮定しても、鹿を蹴る行為はモラル・性格など個人レベルの行為の問題であり、外国人全体の問題、あるいは特定国の問題へと誇張してしまうのはいかがなものか?不確かな伝聞情報をネタに排外主義をあおるような言い方は、総理としての資質が懸念され国際関係を壊さないか心配する人も多い。

 

自民党に三行半を突きつけた公明党

こういう高市総理の指向に与党連立を組んでいた公明党も不安を感じたのではないか?誰もが驚いた公明党のまさかの連立離脱だ。

公明党は事前に話合いをして決裂

高市政権に変わって本来なら速やかに連立合意となるはずがそうではなかった。公明党の斉藤代表は、高市総理の歴史認識、外国人排斥問題、政治とカネについて懸念を伝えた。

 

一方的に三行半?

 

一方的に三行半を突きつけられたと言うが、斉藤代表は協議を重ねており一方的ではないという。また高市総理は「総裁が私でなかったらこのような連立離脱はないのか?」と公明党の斉藤代表に聞いたらしい。斉藤代表は「総裁選で誰が選ばれても同じです」と答えたらしいが、そらまぁ「極右のお前と組めるか」などと本人を前に本音を言う訳ないですな(笑)

 

1人で決められない総理…ダレなら決められる?

献金規制は高市1人で決められない

 

斉藤代表は、不信の根源にある「政治とカネの問題を解決するしかない」という思いで協議を行ったが、高市は献金規制は「私じゃ決められないじゃん」というだけで政治とカネの問題をスルーする姿勢を晒した。最高権力者たる総理大臣の言うセリフじゃないね。総理が決められなければ誰が決めるのだ……あっ!そう麻生か。

 

クリーンな政治に背を向けるダーティ総理大臣

裏金問題に決着ついたと思う人約2名

 

自民党総裁選の全立候補者を集めた番組で「“裏金問題”の決着はついたと思う人は手を挙げてください」という設問があり、裏金問題は決着済みという意思表示をしたのは、小林 鷹之と高市早苗だった。高市早苗は迷わずサッと挙手したが、小林 鷹之は高市早苗が手を挙げるのを見て迷う素振りで手を挙げたのだったが(笑)

 

つまり「政治とカネの問題を解明も解決もする気がまったくない」のが自民党総裁に選ばれた訳だ。クリーンな政治を1ミリもヤル気がないダーティ総理大臣なんか辞めちまえよ。

ガオー!

 

公明が連立離脱を決断したわけ

決着済みは国民の感情とかけ離れており

 

公明は政治とカネに関連し、自民のハギューダが党役員への復帰、すなわち裏金問題を終わったことにして説明責任を果たそうとしないことへの不信感もあったと。公明党の斉藤代表は自民の総裁選後の党首会談で高市にクリーンな政治を働きかけたが物別れに終わり、連立離脱を決断した。

 

こうして公明党は1999年から26年続いた自民との連立政権を離脱した。一方的ではなく、我慢して積もり積もった不満が爆発したということか。「おしん」みたいな話やな。こんなふうにして急に離婚届を突きつけられて慌てた旦那もけっこういるんじゃないかな(笑)

 

☞ 目的を遂げるためには、世話になった人の恩を顧みない」 高市早苗氏が公明党を激怒させたウラ事情 「裏では公明党や学会のことをボロクソに」

>「高市も表ではいい顔しといて、裏では公明党や学会のことをボロクソに言っていた」(高市事務所関係者)
>「奥野先生の後援会、公明党・創価学会などが反発したことが敗因でした。高市氏の行動を振り返ると、自らの目的を遂げるためには、世話になった人の恩を顧みない。『マキャベリスト』と言ってよいかもしれません。でもそれは日本人の穏やかな気質にそぐわない面がある。

 

自民に抱きつかれて一蓮托生を恐れた公明党

これまで「下駄の雪」と揶揄されてまで自民党に付いていった公明党が離脱を決めた原因はいろいろ言われているが、拙者が思うに公明党が離脱したのは「自民党と“同じ穴の狢”と思われ、自民と一蓮托生になることを恐れた」から〜(チコちゃんふうに)。

公明党敗北の原因=自民の裏金問題≠同じ穴の狢

 

「溺れる者は藁をもつかむ」という格言があるが、溺れかけた者を救助しようとして救援者が一緒に溺れた例は少なくない。政党でも似たことがあり、「みんなの党」など過去に自民と連立を組んだ政党はほとんどが消滅した。公明党は消えずに26年間も自民党に寄り添ったのは創価学会の組織票のおかげといえる。しかし、その公明党も創価学会の組織票が減り続けており、議席数も自民党にリンクするように減り続けている。

 

公明党から見たら、このままでは溺れかけた自民に抱きつかれて一緒に溺れるという恐怖から、関係を清算することになったと言えるだろう。それでも、与党のウマミを味わいたいのか、溺れかけた自民を助けようとする奇特*な政党があったりするのだが。

 

*:「奇妙」や「珍しい」という意味ですな。この場合。

 

勝手に1年間ブログ更新を休んでいたが、死んだと思われてもアレだからとりあえず再開してみる。しかし、1年前の前回記事で皮肉った「総裁ロンダリング」が1年後にもそのまま当てはまりそうなことに失笑を禁じ得ない。メンバーが多少変わっただけで、同じことを繰り返している印象だ。

 

自公が大敗 少数与党に転落

ブログ休止中に2024衆院選と2025参院選があった。大きな政治イベントだが、細かなことをすっ飛ばして選挙結果だけ書くと、衆参ともに自公が大敗し少数与党に転落した。

衆参で初の少数与党自民党

自民党の党員が「選挙に勝てない総裁は責任取れ」の合唱で総裁を引きずりおろす構図(○○おろし)は相変わらずだ。選挙後の風物詩ともいえるが。笑えたのが自民党敗北の大きな要因と言われる裏金問題を引き起こした旧安倍派の議員らが自分らの責任を棚に上げ「総裁は責任を取れ」という無責任さに笑える。

旧安倍派議員が石破おろし

さらに言えば、この旧安倍派議員のフテキセツな発言でヒンシュクを買ったことも選挙への影響も多少あったはずだ。はっきり言えば「お前が言うな」なんだが。

☞ 西田氏発言の問題点は/ひめゆりの塔「歴史書き変え」

 

自民党内の退陣圧力が強く、石破総理の任期切れはまだ先だったが、リコールみたいな総裁選前倒し投票が強引な手続きで進められた。石破総理は「辞めない」と粘ったが、土壇場で退陣を表明することになった。

 

石破ギブアップ退陣

 

日本の総理大臣の任期は原則一年?

ここのところ、日本の総理大臣の任期は1年というのが相場のようだ。1年前のブログ記事で石破茂は「国民に人気があっても短命内閣におわりそう」という評価だったが、当たらずも遠からずだったかな?

 

ともかく多少の違いはあっても1年前の記事が使えそうなほど同じパターンを繰り返す自民党。短い間で国のリーダーがコロコロ変わる不安定な国という感じを諸外国に与えていないだろうか?まあ、長ければいいという訳ではないが。

 

自民党敗北の要因は「裏金と統一教会問題」

2024衆院選の出口調査では「裏金」問題を考慮して投票したという層が自民党支持層ですら7割もあったという。「裏金」問題と「統一教会問題」への対応が不十分と有権者に判断されたことがうかがえる。

2024衆院選出口調査で裏金考慮7割

 

さらに、2025参院選においても「政治とカネ」で自民党が信頼を失ったと自民の参院選総括報告書に書かれている。与党の過半数割れも当然だ。

 

自民敗北の原因は「政治とカネ」

 

本来なら真摯に反省すべきだが、自民党が政治資金改正法改正などで後ろ向きで無責任すぎる対応をとり続けていることで「ヤル気なし」と有権者から見放されたということだ。

 

新鮮!石破辞めるなデモ

自民党の総裁選前倒しが進められていたとき、自民党が選挙で負けたのは自民党としての責任であり、石破総理の責任じゃないと考る有権者(たぶん中道派)が「石破辞めるな」デモを繰り広げた。日の丸を掲げることなく、自民党の総裁に対して「やめるな」コールは新鮮な感じがした。いつもなら、自民党の総理大臣を応援するデモは日の丸を振りかざすパターンだったのに(笑)

石破総理頑張れデモ

 

まあ、自民党の体質に不信感を持たれているのでは、誰がソーリをやっても同じ結果だったのだろう。自民党の表紙を差し替えてリセットしたつもりの総裁ロンダリングは見破られる。古い体質のままで進歩がない政党という感じがする。

 

さて、選挙後の大きな動きを次回以降で取り上げるつもり(古新聞ですが)。

 

自民党の総裁任期切れを前に、岸田文雄首相(67)が9月の自民党総裁選不出馬を表明した。支持率低迷が続いたキシダが表紙では「選挙に勝てない」と危機感を強めた与党議員らが「キシダおろし」に動いたため不出馬になった。「○○おろし」で表紙(総裁)を変えれば人気が出るだろうという考えは自民党総裁ロンダリングと言ってもいい。

キシダ降ろし

 

保守天国の国ジャパン

このように、日本政治のダメなところは国のリーダーが与党の都合でコロコロ変わることである。たまに例外はあるが、よく持って2〜3年、早ければ1年で日本の顔が入れ替わる日本の総理職。第96代〜第98代の8年8か月の在任期間の例を見れば分かるが、長ければいいとは限らないことも事実である。ほどほどなのが4年ぐらいの在任か。

海外から見れば、国のリーダーがすぐに入れ替わる日本って政治的に不安定な国という印象を持たれるはずだ。ところが、実際には小選挙区制度などの影響もあり与党が支配を続けられるため、何も変わらない国であったりする。変化を嫌う保守天国の国といえる。まあ、そうやって世界から取り残されてきたわけだが。

 

選挙で自分の地位が守られる表紙は誰か

日本は国会議員の中から国会の議決で内閣総理大臣を指名する議院内閣制を採っている。イギリスやドイツも議院内閣制だが、日本の場合はミもフタもない言い方をすれば、与党の人気投票で内閣総理大臣を決める方法である。日本国民は蚊帳の外。国民が直接国のトップを選べるのが大統領制だが、某国のようにとんでもない候補者や強権者や独裁者でも選ばれてしまうリスクがある。完全な民主主義なんてものは机上の空論なんだろう。日本の国会議員らにとっての総裁選は、誰を表紙にしたら選挙で自分の地位が守られるか?という最重要事項なのである。

 

総裁選出馬9人の乱立

総裁選出馬意向の議員は11人ぐらいいたそうだが、最終的に9人が立候補した。過去最多の候補者数らしい。まあ、人数が多ければいいという訳ではない。

☞ 自民総裁選告示、9人が届け出 過去最多の立候補者数を大幅更新

候補者の中からピックアップして軽くいじってみた。

 

裏金議員が支持する高市早苗

「わが国の伝統と文化と歴史にまっすぐな思いを持ち、誇りを持つ自民党」を目指すらしい。「サナエあれば憂いなし」のダジャレフレーズを掲げ90分もの長話だったようだ。

高市会見:「サナエあれば憂いなし」のダジャレ

長話だけではなく「日本をもう一度世界のてっぺんに押し上げたい」というフレーズは何じゃラホイ?具体性がないから意味不明だが、日本が世界のてっぺんになったのは80年代の自動車産業のことか?具体的に言うと未達成のときに追い込まれるため、内容をボカしたのだろう。

高市会見:政治評論家の塩採点

内容が不明瞭な長話を週刊新潮2024/09/19日号の櫻井よしこのコラムでは「会見の内容は文句なし」と絶賛していたが、政治評論家の採点は辛いものだった。なるほど極右系に人気がある立ち位置らしい。

さらにこの人のすごいところは推薦人のうち、杉田水脈など旧安倍派の13人の裏金議員がご推薦というバックボーンが目立つ。しかも裏金事件で役職停止処分を受けた国会議員が含まれていたが「チームに任せていたため、新聞を読むまで知らなかった」と本人がシラを切るほど肚が据わっている。裏金議員の推薦人13人は9人の候補者でもトップだからブラックさでズバ抜けている。総理になれば「他人に任せていた」論法で不都合から逃げ切れるだろう。相次ぐ不祥事で国民から白い目で見られている自民党を救ってくれる救世主になるだろう。掟破りでも抜きん出ている。自民党選管が候補者の文書郵送禁止を通達していたが、高市側にルール破りのリーフレット配布が明るみに出たのだ。

高市:ルール破りのリーフレット配布

当の本人は「もしも、私の事務所からの郵便物が届いたところがあったら、それは誤解を招く行為であった」とシャアシャアと発言し、自民党選管から注意喚起の異例の声明を引き出したが、結局はお咎めなし。さらに、けしからん報道をするメディアに「はい、放送法違反、電波停止命令ね」と圧力をかけて不都合な事実を押さえ込む実力は最右翼だろう。

公約リアリティ☆☆☆☆☆

与党の救世主度★★★★☆

国民への貢献度☆☆☆☆☆

国家デストロイヤー度★★★★☆

 

☞ 高市早苗氏の推薦人に杉田水脈氏ら「裏金議員」13人 5候補で計21人 自民党総裁選告示

 

解雇規制の見直しが本丸の小泉進次郞

この人の主張はすごい。「賃上げ・人手不足・世紀非正規格差を同時に解決するため、労働市場改革の本丸解雇規制を見直す!」と言うから有権者が震え上がった。

小泉:改革の本丸雇用規制を見直す

バブル以降実質賃金が上がらない日本でも、経済成長に不可欠である「労働市場の流動化」を進めるのが理想らしい。生き方や働き方の変化に合わせ、コロコロ仕事を変えられたら人生バラ色というから、仕事が続かない飽きっぽい人や竹中平蔵が涙を流して喜ぶであろう。ただ、この人だけは公約の期限を切ったから見上げたものである。たった1年で雇用規制を変えられたらどうなるか?世間知らずの子かもしれないが。

小泉:3つの改革に取り組み1年でやります

公約リアリティ★☆☆☆☆

与党の救世主度★★☆☆☆

国民への貢献度☆☆☆☆☆

国家デストロイヤー度★★★☆☆

 

国民総背番号制で国民情報を握りたい 河野太郎

どういう理由で全国民が確定申告モードにするのか理解できない人が多いだろう。だが河野太郎には壮大な夢があるらしい。憶測だが(笑)

河野:年末調整をやめる

それは昭和の時代から自民党の悲願であったが頓挫してきた「国民総背番号制の確立」というものらしい。全国民に番号を振れば、国民の背番号をキーにあらゆる個人情報を紐付けし、個人の資産から思想信条まで完全に把握できる。21世紀に国家が国民の情報を握って国民をコントロールするというSF物語があったが、それを現実のものにしようという野望が河野太郎にはある。全国民のあらゆる個人情報を国家が把握するとは何とも素晴らしい理想郷ではないか。

河野:金銭払いクビ「雇用規制の緩和」

しかも、この河野太郎は「ブロック太郎」というあだ名が付けられている。この男はTwittter時代から自分への批判意見をわざわざ自分で検索(エゴサーチ)して、批判をすべて誹謗中傷と決め付けてブロックしていることで有名なのだ。

Twitterブロック自慢

このように国民の声を無視する能力、独善的かつ強引な手法が与党内で人気が高い。さらに、1人あたり2万円をばらまきながら、国民から信頼されないマイナカード普及を進めた実績も高く評価されている(笑)

公約リアリティ★☆☆☆☆

与党の救世主度★★★★★

国民への貢献度☆☆☆☆☆

国家デストロイヤー度★★★★★

 

時代が読めない加藤勝信元

素晴らしい。国民所得倍増計画は1960年の池田勇人内閣がぶち上げた政策のパクリとはね…。

加藤:国民所得倍増?

いつまでに達成なのか期日が不明なのが残念なのだが。所得倍増になって税金や社会保障費までもが倍増されたら国家が豊かになって素晴らしい社会になるのではないか。池田勇人内閣の所得倍増計画は高度成長期、令和の所得倍増計画は「失われた30年」後で国民所得が上がらない社会背景の違いにもかかわらず所得倍増の夢だけは見させてくれるだろう。

公約リアリティ☆☆☆☆☆

与党の救世主度☆☆☆☆☆

国民への貢献度☆☆☆☆☆

国家デストロイヤー度☆☆☆☆☆

 

☞ 加藤勝信元官房長官「国民所得倍増、短期間で必ず成果出す」 自民党総裁選に出馬表明

 

極右に不人気な軍事オタク 石破茂

この人、党員・党友票では強いが議員票は弱い。週刊新潮2024/09/26日号の櫻井よしこのコラムでは、石破茂は「北朝鮮寄りの主張」と蔑まれている(笑)コラムニストの誹謗中傷なら河野みたいにブロックすればいいのに。保守系議員からは疎まれているし、極右系からも評判が悪いということだ。国民に人気があっても短命内閣におわりそう。

公約リアリティ★★☆☆☆

与党の救世主度☆☆☆☆☆

国民への貢献度★★★☆☆

国家デストロイヤー度★☆☆☆☆

 

その他、単に空虚なスローガンを掲げただけの論評に値しない泡沫候補はスルーする。

 

統一教会事件へのやる気度ゼロ

自民党と統一教会のズブズブの関係は何十年も前から知られた有名な話。両者の不適切な関係がささやかれていたが、2022年7月の安倍晋三元首相銃撃事件により統一教会と政治家のフテキセツな関係が表面化した。

安倍と統一教会の面談報道

反日的かつ反社会的な統一教会が自民党への選挙協力をしていたという問題だ。形の上で自民党は統一教会との関係は断ち切ったとしていたが、安倍元総理らが2013年の参議院選挙直前に自民党本部で旧統一教会の幹部らと面談していたとみられることが新たに報じられた。

安倍と統一教会のトップが自民候補者の支援の確認か

面談とは、自民党議員を当選させるために統一教会に信者を動員して組織的な投票のお願いをしたというもの。自民党と宗教組織とが投票に関与したらしい状況証拠も出ている。

☞ 自民党を圧勝に導いた統一教会が"総裁選工作"に動く…「岸田憎し」の信者たちが熱を上げる「首相候補」の名前

 

キシダは統一教会の件を「もう終わったこと」みたいな対応だった。「もう終わった」のはキシダお前だろという突っ込みはやめておこう。

 

TVの報道番組で、総裁選候補者に「教団との関係について何らかの再調査を行うという方は?」と問いかけがあった。いい質問だ。

総裁候補者は自民と統一教会の関係を調査するか?

総裁候補者ダンマリの図

ところが、問いかけに候補者全員が「・・・・・」と沈黙、妙にシラけた空気がスタジオに流れた(笑) やっぱり、統一教会(世界平和統一家庭連合)の票が欲しい自民党はズブズブの関係を断ち切れないのでしょうね。事の善悪よりとにかく変化が嫌いな保守派の自民党ということ。こんな調子では政治改革なんぞ百年早いと言いたい。今回の総裁選は相応しい候補者なしと切り捨てたい。粗製濫立だわな。

 

 労働市場より支持政党の流動化を

まあ、変化が嫌いな保守政党ゆえに誰が自民党総裁になっても現状から大きな変化は無いだろう。むしろ選挙を経て日本の総理大臣が誰になるかの方が重要といえる。そろそろ日本国民も労働市場の流動化の方向性に応じて支持政党の流動化に進化すべきではないだろうか?

 

 

すっかり各メディアとも政治資金規正法の報道が減り、脳天気なパリ五輪のニュースに浮かれているがそれどころじゃないだろう。もう少し蒸し返さないと怒りが収まらない。

 

泥棒に作らせた牢屋

自民党はおおさか維新の手厚い協力もあり、抜け穴だらけの緩い政治資金規正法を成立させた。これにより自民党の議員らは、ほぼ従来どおり自由に使えて開示不要な裏金を確保することができる。「泥棒に牢屋を作らせる」と、こうなるという見本である。予想どおり泥棒らは抜け穴から脱獄してやりたい放題ができるわけだ。

 

裏金の使途も闇の中へ

キシダは政策活動費の必要性についてこう答弁していた。

政治活動の自由?

何ともバカげた答弁だが自民党が「政治活動の自由」などと言える資格はない。学問の自由や報道の自由に圧力を掛けたのが自民党だという事実を忘れてはならない。

☞ 放送法と「政治的公平」 問われる高市氏の発言 表現の自由と知る権利

政治屋にとっての自由とは「自由に使える裏金」のことなんだろう(笑)

「透明性を高めていくことが重要」という時代と逆行するように、政策活動費の支出に関する領収書の公開時期を10年後としたことで透明性を下げてブラックボックス化した。言うこととやることが真逆なのがキシダ流なのだ。まるでお話にならない。自民党は政治活動の自由を求めるならば同時に義務を果たさなければならない。国民は政治活動を知る権利があるのだ。それを後退させるなら、裏金を一切禁止にすべきである。

 

表に出せない政治活動資金=裏金を温存したい自民党

領収書などの証拠がないので憶測になるが、たとえばDappi事件のような野党への攻撃の工作費に使えるのが「便利な裏金」だろう。なにせ公表しなくてもいいカネだから証拠が残らない。

☞ Dappi裁判で立民議員の勝訴確定…でも「黒幕」は逃げきった 「会社ぐるみ」と認定されても控訴せず

>岸田首相は「ワンズ社については把握していない。Dappiというアカウントについても承知していない」と答弁。自民党との関連を問われると、「報道を見る限り、判決では自民党とDappiとの関係について一切触れられていない。調査の必要があるとは考えていない」と述べた

この事件は加害者側の企業が敗訴になり、シッポ切りをした黒幕が逃げ切った形になった。政治的な活動(工作活動)で動いたカネの流れを表に出さねばならぬ状況になれば「フテキセツ」な政治工作はできなくなり、より健全な政治活動になるはずだ。しかし、自民党は政治活動活動の健全化は不都合なのだろう。裏金の温存に必死になる訳だ。

 

調査研究広報滞在費もブラックボックス化

調査研究広報滞在費とは、以前は「文書通信交通滞在費」と呼ばれていた国会議員の手当で「国会議員が国政に関する調査研究、広報、国民との交流、滞在等の議員活動を行う(国会法第38条)ため支給される手当」とされる。金額は国会議員1人あたり月額100万円!パー券販売事業(笑)と共に政治屋の重要な資金源だ。

旧文通費比較

この手当も使途の公開不要で未使用金の個人流用など「政治活動の名目で自由に使える便利な金」だ。キシダはこの手当の使途公開のあり方について「早期に結論を出せるよう各党と議論を行う」としていた。しかし、国会の会期末になっても結論を出していない。おおさか維新ともども使途公開をやる気が全くないのだ。手にしている利権は何としても死守するつもりだろう。

☞ 維新は「ウソつき」と怒り、岸田文雄首相は開き直る 合意したはずの「旧文通費」公開、「期日は書いてない」

☞ 「日本維新の会」も政党交付金の「身を切る改革」なしで残金を国庫に未返還(2020年は約15・4億円)

 

税金でやりたい放題の物見遊山交遊費私的流用議員

調査研究広報滞在費だが本来の目的をはき違える無様な議員センセも大勢いる。最近では、調査研究の名目でおフランスに出かけ、広報のつもりでエッフェル塔の前でポーズを取った物見遊山丸出しの記念写真をSNSへ投稿して炎上した議員とかね。エッフェル姉さん」ご一行様

自由民主党の女性局長・松川るい参議院議員、同局長代理の今井絵理子参院議員らが、7月下旬のフランス視察旅行中にSNSへ投稿したエッフェル塔の前でポーズを取った記念写真」

税金で「物見遊山」するバカ議員は国会議員に限らない。公私をわきまえない使い方で批判を浴びる地方議員も少なくない。旅費が自腹でないことをいいことに、豪華な航空機のファーストクラスを使って批判されると「時差対策に必要だ」とか開き直るバカモノもいる。今はインターネットが発達し、わざわざ現地まで行かなくても調査研究広報滞在費本来の目的を果たすことが可能な時代だ。もういい加減に税金の無駄遣いは止めさせるべきである。

 

法律を尊重しない連中が法律を作る国の末路は?

一連の裏金騒動で、ルールや法律や信義や常識を尊重しない連中によって政治が動かされていることが分かる。一般社会でも「人が見ていなければ赤信号でも渡る」ような身勝手な人間と一緒に仕事するのは不安になる。ルールや法律を尊重しない連中が法律を作るなんてタチが悪いジョークである。

このままだと、この国はどこかの独裁国家のように税金で国民が滅びても公務員と議員だけが繁栄する三流国家に落ちぶれるリスクがある。それを阻止するには確かな目で投票し、議員を選別するしかない。