
小豆がふっくらとしていて、本当に美味しかった…。
まさに至福の時間。
昨年の夕餉時でも同じものをいただき、その時に『おしるこ』と『ぜんざい』の違いについて軽く触れました。
今日はもう少し詳しく書いてみます。
東西で小豆の煮汁をかけたこのような食べ物の呼び方が違います。
まず西から。
こしあんを使った汁気のあるものを『おしるこ』、つぶあんを使った汁気のあるものは『ぜんざい』と呼びます。
対して東。
汁気のあるもの全般を『おしるこ』、汁気の無いものを『ぜんざい』と呼びます。
東も使うあんにより名前が変わります。
こしあんは『御膳汁粉』、つぶあんは『田舎汁子』と呼びます。
今日の昼餉は京で食べれば『ぜんざい』、江戸で食べれば『田舎汁子』と言うわけです。
でも…呼び名なんて如何でもいい。
豆が美味しければそれだけで…。