紅白 | 千歳日記

千歳日記

この先にある未来を…

たとえどんな未来でも私は見届けてみせる

最後まで…必ず

新しい年を迎えました。

今年は穏やかな年になりますように。

そして嬉しいことがたくさん重なる年になりますように。


そして

寒い中でもあたたかな気持ちになれますように。





皆さまは『紅白』の起源や由来などをご存知でしょうか?

源平合戦の時に平氏が赤旗を、源氏は白旗を掲げ戦ったことが起源とも言われています。

平氏が紅を選んだ理由は平安貴族が尊び好む色だったた目という説があります。

それに対抗した源氏が白を選んだ理由は敵と味方を見分けるために、神聖な神を表す白を選んだそうです。

またご祝儀などにつける紅白の水引の起源はさらに古く推古朝時代。

遣隋使として派遣された小野妹子が持ち帰った貢物に紅白の麻紐が結ばれていたことから、宮廷への献上品に紅白の紐を使う習慣になったという説があります。





紅は『喜び』を白は『始まり』を意味し、この組み合わせは最も印象の強い組み合わせで心理的にも『ハレ』の状態に相応しい配色なのだそうです。

そして何故『赤』ではなく『紅』なのか。

『赤』は赤裸々、赤貧など『裸』『むき出し』などの悪い意味があるからだそうです。

今自分で『赤』に悪い意味があると書きましたが、『赤ん坊』『赤ちゃん』など生まれ来た子供を指す言葉に赤の文字を使いますね。

この場合は『裸』の意味を指すのでしょうが、何ものにも染まらない赤子は神聖な象徴だと思うので『赤』には悪い意味ばかりあるのではないと思いました。