
でも、最近の空は誰かさんのように気紛れなので、夜は雨かもしれません。
今日から神無月。
今年もあと三月となりました。
屯所の近くを少しだけふらふらしていると、甘い香りが鼻をくすぐります。

金木犀です。
秋の季語でもある金木犀は、元々はギンモクセイの変種。
海を渡った清という大陸から伝わったものです。
皆様の時代では違う呼び方かもしれませんけど。
実は金木犀には雄株と雌株があるのですが、日本には雄株しか入ってこなかったため、実(種)をつける事はありません。
どんな実がなるか気になりますが、金木犀は挿し木で簡単に根付くため、観賞用の植物としては雌株は必要ないようです。

もっと近づいてみました。
よく見ると変わった形の花弁です。
我ながら上手く写し絵が撮れたと思います。
…もうすぐ山南さんが起きる頃かな?
よし!山南さんにも見せてこようっと。