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今年も初詣に行って参りました。
もちろん風邪の症状が強くなる前にですよ。
場所は昨年と同じ神社です。
参拝を済ませた後のお楽しみと言うか(笑)前年通りお御籤を引きました。
境内で騒ぐのは不謹慎と思いながらも、誰もがお御籤の結果で一喜一憂してしまうものですよね。
今回私が引き当てたお御籤には以下の文章が書かれていました。
ふいて除けましょう、心の誇り、それがさび付きや身の破滅
私を誰よりも偉い、かしこい、私一人が正しいのだ。などと誇る気持ちになった時、他人を見下す、さげすむ。やがて他人から毛嫌いされ、爪はじきにされ、世の中が狭くなる。身が破滅する。祓い給え、清め給え、専念この神語を唱えて祓いましょう。心の驕りを、身の埃を。
この言葉を見た瞬間…少しだけ心が痛みました。
最初にあった『心の誇り』が『心の埃』である事はすぐに理解出来ました。
慢心が我が身の破滅を呼ぶのだと言いたいことも。
自分はそうなってはいけない、そうであってはいけない、そう理解出来ていても、人の心を諌め、止める事は出来ないから。
わかっていても、人としての感情や欲がある限り、いつか人は過ちを犯す。
それは自分にも十分ありうる事で…もしそうなった時、私を強く諌めてくれる人はいるのでしょうか?
人を敬う、労わる、他人の気持ちを考える、そういった心遣いをすべて見失った時、人の堕ちて醜い鬼へと変化してしまうのでしょうね…。
あっ…少し暗い話になってしまいましたね(苦笑)
運勢は末吉でした。
末吉は末広がりで縁起がいいと聞きますから、運勢は上々です(微笑)
今回中に書かれていた歌(?)は
波のおと 嵐のおともしずまりて 日かげのどけき 大海の原
今までの苦しみ煩いもいつか消えて心楽しい時の遠からず来ます。唯御助を祈って心平らかな授けられた自己の職務を熱心につくしなさい
とあります。
自分に与えられた職務を一生懸命に尽せば、いずれ運は開けてくるという事ですね。
ただ、助けを祈るというのは…少し納得が行きません。
確かに時には待つ事も大切ですが、努力もせず行動も何も起こさずにただ待つというのは性に合いません。
…もしかして…これが『驕り』なのでしょうか。
う~ん…少しばかり自分の性格を悔い改めねばならないようです。
とにかく、今年も精進あるのみ!です。