弦月 ~ゆみはり~ | 千歳日記

千歳日記

この先にある未来を…

たとえどんな未来でも私は見届けてみせる

最後まで…必ず

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私は一日の仕事を終えた後、部屋でゆっくりと日記をしたためる時間が好きです。


昼間に日記を書くことも勿論あります。


部屋に戻り、何もせず眠ってしまう日もあります。


しかし一日の終わりに日記を書くと、不思議と気持ちが落ち着くのです。


落ち着かない時、やりきれない時、いらただしい時、頭の中を整理しながら筆を動かしていると、書き終わった頃には少しだけ気持ちが楽になります。


井上さんに『千歳ちゃんにとって、日記は写経みたいなものだね』と笑われてしまいましたけど、写経をする人の気持ちが少しだけわかった気がします(笑)


今日も酷く疲れたので、用事が済んだらすぐに眠ろうと思っていました。


でも今日は…


今日は久しぶりに月が見えたんです。


紺青の夜空に、美しく輝く上弦の月が見えたんです。


月が見えた日は、嫌な事があったとしても『良い日』だと決めています。


そして上弦の月のそばには、たくさんの星までもが見えました。


だから今日はきっと『すごく良い日』だったんです。


その事実を日記に残したくて、今晩も筆を取りました。






………


誰かに呼ばれたみたいです。


まだまだ休めそうにありません(苦笑)


今晩も一段と冷え込みが厳しいです。


皆さまもあたたかくしてお過ごしください。


おやすみなさい。


良い夢が見られるといいですね(微笑)