自分を大切にしたいあなたへ
50代からのエンディングノートが生まれる脳科学コーチング
ともち です。
前向きに考えることが大事、
というのはよく知られていることですが、
ポジティブがいいとは限らないこともあります。
ネガティブな状態や、ネガティブな思考の人に、
前向きなことを言うと逆効果になるということです。
研究者の実験によると、
ネガティブな状態の人に、
無理にポジティブになろうと言っても、
自己矛盾が起きて、
よりネガティブ思考を
深めてしまうこともあるのです。
落ち込んでいる人に、
「頑張ろう!」とか、「元気出して!」
と言っても逆効果なことってあります。
そんな時は、
「今、ネガティブだなあ」
そういう考えなんだなあと、
認める、受容することから。
ここで大事なのは、
評価、ジャッジをしないこと。
そうなんだなと認識する。
客観的に
「今、〇〇(自分のこと)はネガティブだな」
とする。
三人称で自分のことを語ると、
脳の感情活動が落ち着くことが
研究結果からわかっています。
ネガティブな感情は気にしたり、
ダメ出しすることで
余計に強調されます。
まずは自分の状態を
客観的に認識する。
今の状態を受け容れる、自己受容。
そこで、
思考を変えようとするのではなく、
「こんなんじゃダメだ」
と否定するのではなく、
ちょっとだけ意識をそらす。
お茶でも飲もう。
お手洗いに行こう。
肩を回してみよう。
思考を変えるよりは、
行動を変えてみる。
その考えから距離を置く行動をとる。
ちょっとしたことですが、
よかったら試してみてください。
今日も素敵な1日をお過ごしください。