おはようございます、philosophiaです
日曜日限定で、週刊【日本の美】というテーマで
読書備忘録スタイルでご紹介していこうと思います。
谷崎潤一郎という文壇家で思い出すのは、
『細雪』や『痴人の愛』があまりにも有名で
ご存知の方や読まれた方も多いと思います。
先日、月に一度は必ず、書店でぶらぶらを堪能してたら
ふとこの本が目に留まりました
- 陰翳礼讃 (中公文庫)/谷崎 潤一郎
- ¥500
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今まで、谷崎潤一郎という文壇家がこのような本を書いたとは
まったく知りませんでした
この本は、昭和8年に出版された
その名の通り「陰翳を礼讃する」本です。
日本家屋における光のグラデーションを
厠や金屏風を例に解き明かしてくれます。
今まで、日本画は「空間」を描き、邦楽は「間」を奏でているなぁ~と
思っていましたが、「光と影」についてはまったく不案内でした
この本で、あらためて開眼させられたのは
日本家屋というのは風土に根差した
先祖が残してくれたエコロジーな文化なのかもしれません。
日本の伝統美が色濃く残っている京都や神社仏閣に
訪問予定のある方には、一読をおススメいたします
そうでない方も、住・食・衣における「日本の美」を
あらためて見直すいい機会になると思います。
蒸し暑い夏の夜は、灯りを落として南部風鈴の音(ね)を聞きながら、
行燈のもとでガラス食器に盛った夕食をいただきながら
「陰翳」を愛でるのも風雅なもんかもしれませんね
challenge→change→chanceの精神で!
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