こんにちは、philosophiaです
昨日は、Pia倶楽部第11回「はじめてのドラッカー」の
読書勉強会でした
今回の範囲は、『もしドラ』の「第7章 みなみは人事の問題に取り組んだ」です。
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その中で、「プロセスVS結果」、つまり「努力VS成果」について
いろいろ議論してみました。
ドラッカー博士は、人事にかかわる意思決定こそモチベーションと
組織風土をつくる、と言っていて
「成果中心の精神を高く維持するには、配置、昇給、昇進、降級、
解雇など人事に関わる意思決定こそ、最大の管理手段であることを
認識する必要がある。それらの決定は、人間行動に対して数字や
報告よりもはるかに影響を与える。組織の中の人間に対して、
マネジメントが本当に欲し、重視し、報いようとしているものが
何であるかを知らせる。」
『マネジメント-エッセンシャル版』P147より
ここで個人的な補足として、最初に「採用」も重要だと考えます。
なぜなら、組織の価値観と新しく入るスタッフの価値観が
共存する必要があるからです。
つまり、組織が成長してくると「猫の手を借りる」感覚で採用しがちで、
「誰をバスに乗せるか?」かが、見落としがちになるからです。
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また、
「あらゆる組織が事なかれ主義の誘惑にさらされる。(中略)成果とは、
百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期の
ものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用しては
ならないということである。それは見せかけか、無難なこと、下らないこと
にしか手をつけない者である。成果とは打率である。(中略)人は、
優れているほど多くのまちがいをおかす。優れているほど新しいことを試みる。」
『マネジメント-エッセンシャル版』P145より
ミスを寛容できる組織風土のためには、「成果の定義」
①直接の成果
②価値への取り組み
③人材育成
を組織のみんなで共有しておくことも大切で、
「ミッション⇒人の強み⇒貢献⇒成果」という流れこそ、
ドラッカー博士のいう「マネジメントの正統性」につながる。
おまけ
challenge→change→chanceの精神で!
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