【はじめてのドラッカー】Vol.702 | philosophia(philos愛好する+sophia知)→学問愛のブログ

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こんにちは、philosophiaですキャップ


昨日は、Pia倶楽部第11回「はじめてのドラッカー」の


読書勉強会でした本




今回の範囲は、『もしドラ』の「第7章 みなみは人事の問題に取り組んだ」です。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海
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その中で、「プロセスVS結果」、つまり「努力VS成果」について


いろいろ議論してみました。



ドラッカー博士は、人事にかかわる意思決定こそモチベーションと


組織風土をつくる、と言っていて


「成果中心の精神を高く維持するには、配置、昇給、昇進、降級、


解雇など人事に関わる意思決定こそ、最大の管理手段であることを


認識する必要がある。それらの決定は、人間行動に対して数字や


報告よりもはるかに影響を与える。組織の中の人間に対して、


マネジメントが本当に欲し、重視し、報いようとしているものが


何であるかを知らせる。」 


『マネジメント-エッセンシャル版』P147より




ここで個人的な補足として、最初に「採用」も重要だと考えます。


なぜなら、組織の価値観と新しく入るスタッフの価値観が


共存する必要があるからです。


つまり、組織が成長してくると「猫の手を借りる」感覚で採用しがちで、


誰をバスに乗せるか?」かが、見落としがちになるからです。


詳しい内容は、


ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則/ジェームズ・C. コリンズ
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また、


「あらゆる組織が事なかれ主義の誘惑にさらされる。(中略)成果とは、


百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期の


ものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用しては


ならないということである。それは見せかけか、無難なこと、下らないこと


にしか手をつけない者である。成果とは打率である。(中略)人は、


優れているほど多くのまちがいをおかす。優れているほど新しいことを試みる。」


『マネジメント-エッセンシャル版』P145より




ミスを寛容できる組織風土のためには、「成果の定義」


①直接の成果


②価値への取り組み


③人材育成


を組織のみんなで共有しておくことも大切で、



「ミッション⇒人の強み⇒貢献⇒成果」という流れこそ、


ドラッカー博士のいう「マネジメントの正統性」につながる。






おまけ


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