社会や経済は、いかなる企業をも一夜にして消滅させる。
企業は、社会や経済の許しがあって存在しているのであり、
有用かつ生産的な仕事をしているとみなされるかぎりにおいて
存続を許されているにすぎない。
『マネジメント』より
コメント:これは企業の存在理由でもあり、
社会に対して財とサービスの提供にある。
そして、「市場」という評価によってその貢献が
問われることになる。
また、それは経済的な成果、つまりインプットした
経営資源よりもその富を増大させる、少なくとも
維持することが求められる。
もちろん、従業員の幸福、福祉、文化への貢献という
非経済的な側面もあるが、経済的な成果が第一義
でなければ、それらへの責任も全うできなくなる。