誤嚥防止術(喉頭摘出)
誤嚥防止術を受ける前
耳鼻科医とじっくり話しました
術式にはいくつかあり
大きくは 喉頭を
温存するか全摘するか
相方の目的は誤嚥防止と
口から食べたい!
と説明したところ
それなら全摘がベストと
喉頭がなくなり喉が広くなる事で
食べ物が通りやすく
食べやすさが長続きする
ただし
嚥下機能の状態によっては
必ずしも食べられるように
なるとは限らない
...など説明がありました
声を失うので
本来はもっと悩む所ですが
相方は全摘でと即答
どんだけ食いしん坊やねん
会話も既におぼつかなかったし
決心もつきやすかったんだね
※因みに相方は全身麻酔でしたが
局所麻酔でも可能なんですって
術中見れるよって...こっわ
術後はカニューレフリー
永久気管孔に
手術を受けた病院では
アトスメディカル社の人工鼻を
勧めていましたが
喉頭摘出者に保険適用
されたのが3年前と
まだ新しい製品のためか
ブログやSNS界隈の知り合いでも
お見かけしませんし
ネット情報も少なめ
在宅医も訪看さんたちも
誰も存在を知りませんでした
だいたい神経難病で
喉摘者自体少ないしね
※因みに在宅では
処方箋にて薬局で入手可能
実は入院中病院内でも
交換頻度や扱い方がそれぞれで
質問しても皆回答も違うから
結構苦労〜
メーカーさんに相談したり
毎日試行錯誤しながら
今は相方用のやり方が
何とな〜くできてきたので
ちょっと書いておきます
製品について
＜プロヴォックス＞
アドヒーシブ
気管孔周囲に貼り付け
人工鼻をはめ込む土台のシート
▼
❶フレキシダーム
柔らかく粘着力が強い
一番一般的なタイプ
❷オプティダーム
少し厚めで粘着力の弱い
肌にやさしいタイプ
＜プロヴォックス＞
HMEカセット(人工鼻)
人工鼻とは失われた鼻の機能の
代わりの働き(嗅覚は除)をする物
特殊フィルタで効率的に加温加湿
低下した呼吸器官の健康にも有効
▼
❶エクストラモイスト
吸気をしっかりろ過加温加湿
❷エクストラフロー
通過する空気量が多めで
運動する人向き
これ以降は
皮膚に空いた穴
などの写真が出てきます
生々しいのが苦手な方は
読み飛ばしてね！
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相方の永久気管孔は
こんな感じ
洗浄綿等で気管孔周りの
汚れを軽く拭き取り
（強くこすらない）
皮膚保護にプロペトか
赤みがあればアズノールを
薄く塗布しティッシュで押さえ
（そうしないと粘着力が落ちるので）
気管孔が穴の中央に来るよう
アドヒーシブを貼り
余分な空気を抜く
HMEカセット(人工鼻)を
押しすぎずにそうっと穴に装着
（小さくカチッと音がします）
交換頻度
特にHMEカセット(人工鼻)は
メーカーの説明によると
24時間でフィルター機能が
落ちてしまうそうなので
人工鼻は毎日交換
皮膚への負担を考え
アドヒーシブは1日おきに
交換しています
※あくまでも相方の場合です
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興味ない人には
すっごいつまんない記事で
ごめん
でも私もすごーく困ったから
この先使う人が増えた時
少しでも参考になればなと
嵐の翌朝 久しぶりに
富士山が顔だしました♡
