上の子が生まれた日〜その3〜

写真:上の子
AM19:00ごろ??
分娩台への移動は自力で行くってド定番な話ですが、1ミリ動くのもかなりの勇気が必要な状況。
助産師さんからの叱咤激励があり、
これをしないと終われないという冷静な頭が働き、
勇猛果敢に立ち上がると、しっかりとした二足歩行の後、
憧れのステージにヒラリと登ったのであります。
でも、まだ助産師さんから「いきんでOK」のGO!サインが出ない。
そればかりか、やっと憧れの分娩台に登れたのに、その場に夫と二人っきりにされる。
何でや。
もう子宮口全開やって!もうイケるって!!
赤ちゃんさん、もうガンガン来てますから!
ちょっとは我慢しましたが(たぶん5分くらい)、そんな苛立ちを隠しきれず、
「今何待ち?」と聞いて夫を困らせる始末。
ふと足元に目をやると良い人なんだけど何となく人見知り?で口数少ない主治医が
新人さんっぽいお医者さんといつの間にか登場している。
そして、とうとう!とうとうですよ!助産師さんからの天の声。
「それじゃあ次の痛みのピークで2回いきんでみましょっか^^」と。
えーっと、えーっと、いきむのは確かおヘソを見るように目は閉じないで、お尻を上げるように…
2回続けてって息続くかな。ってか、お股切ったの?まだ切ってないの?切らないの?
あーお股裂けるのとか痔とか嫌だと思ったけど、そんなの気にしてる余裕ないなぁ。
もう裂けても痔になっても良いや。やっちゃお~。
って、あれ?腱鞘炎だったのにレバーちゃんと握れてるじゃんアテクシ。
あ、でも夫の手を握りながら"いきむ"もんよね、普通。
ホレ夫よ、手を貸しんさいよ。ほれほれ。
あ~いってーなぁ…痛みのピークって勝手に決めちゃって良いの?アテクシが。
あーもー無理、よし、いきんじゃうよーアテクシ。
はーい、いきますよー…
(; ・`Д・´)一回目いきむアテクシ:○△□×!!!!!
(;´Д`)息継ぎするアテクシ
(; ・`ω・´)二回目いきむアテクシ:○△□×!!!!!
ってな感じで、初めてのいきみは失敗。
何だか要領を得ていない。
痛みと痛みの間の、時間にして1分くらいで
次のターンに活かすべく今回の反省と次回の対策を練るアテクシ。
5回くらいいきんだ所で、何となく要領を得た気がして、勝手にいきむアテクシ。
呑気に構えていた良い人なんだけど何となく人見知り?で口数少ない主治医や
一瞬お尻を押さえてくれていた手を放していた助産師さんが「あららららら上手!」って慌て出す。
そしてそして!
とうとう!!!
赤ちゃんの頭が引っかかる\(^o^)/
「赤ちゃんが"ほんこん"になってしまう!!!」と焦るアテクシ。
続けてもう一回いきもうとするも、
助産師さんに「あらららら、次の痛みのピークまで待ってね~」なんて呑気なことを言われる。
いってーし、ほんこんになってしまうし、いきませろやああああああ!!!
と個人的に修羅場だったのですが、素直に助産師さんの言う通りにするチキンなアテクシ。
で、すぐに次の痛みのピークが来たので
やっと!やっと!!赤ちゃんの頭が出てきたようで。
教科書通りに握り棒から手を放して胸の所へ持って行き、短く呼吸。
いやぁちゃんと覚えてて出来るもんだな。
うむ。アテクシ結構優秀な妊婦じゃ?なんて思っていると…
AM19:25
ズルリンと赤ちゃん登場!!
( ゚∀゚ )
赤ちゃんの産声は想像していた以上に小さくて、でも元気で。
感動して泣いちゃうとか思ってたんですが、案外ポカーンとしちゃいました。
で、一番最初の感想は無事に出てきてくれてヨカッタ!ですが、
その次がカンガルーケアのためサラっと拭いて胸の上に置いてもらった瞬間の
「ヌメヌメ生臭っっ」ってコメントだったのが一生モンの後悔です。
良い人なんだけど何となく人見知り?で口数少ない主治医が
「大変良いお産でした」と言ってくれて、ちょっぴり照れるアテクシ。
お礼を言う夫。
その後すぐ嘘のように陣痛が引いていき、赤ちゃんと夫は助産師さんに連れられ
身長・体重を測ったり、足型をとってもらったりしていて。
アテクシは良い人なんだけど何となく人見知り?で口数少ない主治医の指導の元、
新人さんっぽいお医者さんに縫合をしてもらうって段階に。
事前にグーグル先生に教えてもらっていた所によると、痛みのピークは終わったとホッとしたのも束の間。
縫合痛ってえええええぇぇぇぇ!!!!!
いや、陣痛とは全く違う痛みだけど十分痛い。
普通に「イテテテテテテテ」ってついつい嫌味っぽく呟いてしまうくらい。
(さっきまでの陣痛の「痛てええええええええええ!」と比べると10分の1のボリュームですが)
とまあ、そんなこんなで準備していたパジャマに着替え、ベッドごと回復室に連れて行ってもらうと
くまさんの肌着を着せてもらった赤ちゃんと再開。
初めてのパイをあげてみる。
うむ。やっぱり生臭い。
そして吸い付きが良すぎて、これまた痛い。
そこで1時間か2時間くらい休憩してからトイレに行かないといけなかったんですが、
その時はお股の大怪我(でも大してシミたり痛かったわけではない)が怖かったり
産後の変なテンションMAXだったもんで。
助産師さんからの「フラフラしたりしませんでしたか?」って質問に
「あ、大丈夫っす。けど、アテクシがトイレに座ってる間に地震ありましたよね?」なんて
珍回答を披露してしまう。
その後、出産くらいはケチらずリッチにって事で、
お願いしていた個室に連れて行ってもらい、
夫に買ってきてもらったサンドイッチとおにぎりを食べて。
赤ちゃんに何回かパイをあげたり見つめたり抱っこしたりしつつ、夜中にもう一回トイレに行かされて。
「地震なかった?」などといじられつつ、貧血があるようなので
その日は赤ちゃんをナースステーションで預かってもらいアテクシ爆睡。
とまぁ、そんな感じでアテクシと上の子の戦いの日は幕を閉じたのであります。
(最後のやっつけまとめ感が否めない感じですね^^;)

ちなみに、コンビニに買い出しに行ってくれた夫が、
面会時間が終わっていたため、そのまま病室には戻れず帰らされて。「ハメられた」なんてブーブー文句言っていたのは
また、別のお話。