マックスマーラ上陸25周年 | Have a great day!

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「今日という一日を大切に。」どんな場所でもどんな時でも前向きな気持ちで、人生を切り開いていきたいです。

少し時間がたってしまいましたが、
日本滞在の最終イベント マックスマーラ上陸25周年の記念イベントについてです。

11月上旬に、日本で初めて両国国技館でファッションショーを開催しました!
ほんとうは10月末にはケンタッキーに戻る予定だったのですが、
こんな機会はなかなかないので絶対観たい!と懇願して滞在を延期しました。

延期して本当によかったと思う、とっても素敵なイベントでしたドキドキ

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マックスマーラジャパンは三井物産と三喜商事がジョイントベンチャーとして経営しています。

25周年ということは、わたしが3歳のときに祖父が物産の方と一緒に
イタリアから日本に持って来たブランドです。

小さい頃はもちろんブランドなんてわからないし、興味もなかった。

祖父や父がどんな仕事をしているのかも、まったく知りませんでした。

わたしが初めてマックスマーラのショップに足を運んだのは、高校三年生のとき。
大学の入学式で着るスーツを買ってもらったのが、初めての買い物でした。
そのときは銀座の並木通りのショップ。

上下黒いパンツスーツにしたのですが、とっても軽くて柔らかい素材で
そのジャケットに袖を通したときの感動はいまでも覚えています。

その後、スカートスーツも買い足し、色んな場面で着用しましたが
毎回そのスーツどこの?と褒めていただけることが嬉しかったです。

就職活動のときには、リクルートスーツは着たくなくて、
このスーツと、一着オーダーで作ったもので乗り切りました。

昔から母は、いいものを買っておくと長く使えるから。と、
娘たちにも節目のときにはいいものを身につけさせてくれました。
いまはファストファッションが流行っていて、大学生の妹はZARAでアルバイトしているし、
わたしも大学生時代はGAPで働いていました。
どちらも知った上で、その時々に必要なものを選択できれば一番いいのではないかと思いますし、
いいものを適度に教えてくれた母にはとても感謝しています。


青学に通っていたわたしは、骨董通りのマックスマーラの存在を知ることになります。

でも、学生時代、一度も、本当に一度も足を踏み入れたことがありませんでした。

その後、仲良くなった後輩がマックスマーラが好きだと言ってくれて、
よく待ち合わせに骨董通りのマックスマーラを使ったくらい。しかもお店の前で。笑

この青山の骨董通り店のように
アイコンとなるショップの存在はブランドが世に広がるうえで、とても重要だと思います。

そして2006年に六本木ヒルズでcoats展を開催。
マックスマーラのアイコンであるキャメルのコートが欲しい!と思ったのはこのときでした。

そして5年後に、三喜商事に入社後ついにキャメルコートを購入しました。

これはなんだか勿体なくて、正直あまり着ていないけれど
身に纏うととっても気持ちがあがります。

去年は初めてミラノコレクションを観ることもできて、ますます好きなブランドとなっています。

ブランディングのなにかの本で読んで、心の中に残っている
「ブランドはその人の心のなかに生まれる」という言葉。
まさにその通りだと思います。

ブランドを育てることって、本当にとっても難しいこと。
マックスマーラ自体は60年の歴史を持っていますが、
日本に上陸してからまだ25年しか経っていないことに、今回びっくりしたほど
イベントには多くのファンの皆さんが来場されているのをみて、とても感動しました。

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会場に行ってみると、なんと一列目の席にわたしの名前が。

一列目は編集長やモデルの方を中心とした大物しか座れない席。ということは、
プレスのお仕事をしていたので重々知っていたこと。
驚きと恐縮を感じると同時に、実力でこの席に座っていないのはこのなかで私だけだろうなと
恥ずかしい気持ちにもなりました。

しかし、せっかくの機会だから堪能しなくては損だと思い直し、楽しませていただきました!
この切り替えの早さには自分でも驚きますが、
いつか自分の力で一列目に座れるようになろうと心に刻みました。


フィナーレには、カラースカートを履いたモデルさんたちでランウェイが埋め尽くされ、
鳥肌が立つほど感動しました。
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そのあとは、英国で有名な歌手Paloma Faithのパフォーマンス。
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とっても心に残るイベントでした。

それと同時に、とても刺激を受けましたし、
今後の自分の働き方を考えるうえでもとても重要な機会となりました。

あーはやく社会復帰したい!!という気持ちはもう少し熟成させることにして、
いまはアメリカでできることを頑張りたいと思います!

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