最近話題になったセブン&アイのように、超巨大企業でもターゲットにされ得ること、提案を受けたセブン側も提案を無視できず、真摯に対応せざるを得ない状況に追い込まれていること、、、こういう状況が開示され、白日のもとに晒されている現実を見ると、上場企業を買収対象とするM&A市場が徐々に拡大していく可能性を感じます。
これまでは、買収(刺激を弱める為、「資本提携」という言葉を使うケースが多いと思いますが・・・)を提案・打診しても、「現時点ではそのような提案に関心ありません・・・」といった返答がなされ、門前払いされることがほとんどでした。今後は、門前払いすると、同意なき買収に踏み切られるのではないか? いきなりTOBをかけてくるのではないか? 提案無視といった指針に反する対応をしたことをいきなり開示されるのではないか? といった事態を心配しなければなりません。まともな企業からまともな提案を受けた場合には、「企業買収における行動指針」等を意識して対応する企業がほとんどになると思われます。
欧米では、全ての企業に値札がついている、と昔から言われていましたが、数十年遅れでは ありますが、日本もやっとそのステージに追いついてきたと言えるのかもしれません。