皐月桜に出会うまで -私たちの家族日記-

皐月桜に出会うまで -私たちの家族日記-

なままと申します。現在37歳。大学同級生のちーさんと2014年結婚。その後6年半の不妊治療を経て、リプロ東京にてサクラ咲きました✿2023年5月ついに待望の我が子と対面。
ちーさん、なまま、すーちゃん✽家族三人の軌跡✽
旧ブログはこちら→https://ameblo.jp/namama2017/


更新遅くなってしまいました>⁠ <

ところで子の寝相って、
なんであんなに酷いのでしょう🤣

親子三人、川の字のはずがHの字になって、
かかと落としをくらうのはいつもパパ。笑 (笑い泣きアセアセ)

 


※今回からコメントを承認制(画像認証なし)に変更しています♪

承認後のお返事は相変わらず遅くなってしまうかもしれませんが

ご了承いただけましたら幸いです_(._.)_♡



 生後10ヵ月〜11ヵ月の変化

 

一週目

木琴をマレットを使って鳴らせた
積み木を倒す前に目をつむる
児童館でオモチャよりも人に興味津々
ママのお口を拭いてあげるのが好き
パパとママが食べているのを見るのが好き
(一緒にお口もぐもぐ)
長い時間座っていられるようになった
 「えんねんねんねんー」

 

二週目

シャワーで心地よさそうに目をつむる
空や天井を見上げてほぉーと言う
初めて芝生を踏みしめた(靴下で)
タワー崩しに夢中
プーメリー、ローチェアを持ち上げるほどの腕力
マラカスを両手でリズム良く鳴らせるようになった
食事中のぶぅぅーー(めっちゃつば飛ぶやつ)
四角い顔になって小刻みに震える謎の感情表現
メルちゃん人形の髪引っ張ってポイッ(まだ早かった)
「あ↑たいー⤵」
 

三週目

唇を内側に入れて「ばむー」
服の袖を引っ張ったり抱きつこうとする仕草が増えた
 

四週目

いないいないばあで笑ってくれるようになった
絵本に合いの手を入れてくれるようになった
絵本だるまさんががお気に入り
ピアノと鉄琴を上手に鳴らせるようになってきた
見せびらかすように拳を掲げる(必ず右手)
首を傾げる(必ず左側)
パパに向かって「パパパ♡」「パッパ♡」
(ママーとは言うのはギャン泣きの時だけ)
ズリズリ歩み寄ってしがみついてくるようになった
外出での抱っこ中、私のマスクを引っ張ってはパチン
(その度にアイマスク状態になって超恥ずかしい///)
 
 

上の時期はまだギリギリ入園前でしたが、
リアルタイムでは今月から保育園生活が始まり
まもなくひと月を迎えます。

色々心配もあったけれど、

拍子抜けするほどすんなり適応してくれました。


慣らし保育は無事一週間で完了し、
今では離乳食もお昼寝も十分にとれていて
受け渡し時にも泣かなくなりました。

優しい先生方にもすっかり懐いた様子。
(先日迎えに行ったら先生とハイタッチしてた😂💓)

とはいえ色々と気を遣って疲れているだろうなと
休日は家でのんびり過ごしてみるのですが、
かえって退屈なのかずっとグズグズ不機嫌モード。

対して保育園へ行った日には満足げな表情で、
帰宅後もニコニコご機嫌だし、夜もよく眠る。

どうやらこの子には園生活が合っているみたい。

預けるまでは、色々悲しい事故もあるし
0歳のうちから親と離れるのは可哀想かなと
不安な気持ちもあったけれど、
今では本当に保育園、保育士さんさまさまです。

紙の連絡帳なので毎晩記入する時間は取られますが
先生のコメントは帰宅後真っ先に見るほど楽しみで、
園で見せる新たな一面の数々に成長を実感します。

一昨日はお友達に邪魔されてお昼寝が十分に出来なかった、
昨日はお友達にオモチャを取られて怒ってた(?)そうで、
しっかり社会に揉まれているなぁと微笑ましく思ったり。

そして私たちもすーちゃんと少し離れることで
良いリフレッシュになってまた頑張れるし、
離れた分だけ愛おしさが増すおかげで
大変なときにも寛大な心で対応できる!

これが何気にすごく大きいメリットだった。それで自分は
専業主婦にも子沢山にもむいていないのだと気付いた次第です😅


それからすーちゃん自身にとっても
家以外に安心できる居場所があって、
親以外に頼れる大人がいるというのは
想像していた以上に良い事のように感じました。

我が家は両家のじじばばが遠方で、
他の大人と関わる機会がほぼ無かったので余計に。


最近少しずつお友達のお休みが増えてきて
そろそろ体調不良の洗礼が始まると言われる時期。

この一年を見る限り比較的頑丈そうな子ですが、
とにかく栄養と睡眠。あとたくさん笑うこと。

集団生活の荒波に揉まれながらも
どうにか乗り越えてくれたらなと思います。



GW、今年は私も半分ほどお仕事です!
(混むのかなどうかな‥ドキドキ)

そして合間にすーちゃんのお誕生日ショートケーキ

まだ準備とか全然できていないけど、
晴れたら海を見せに行きたいです♪



↓背景散らかっててスイマセン💦

まもなく いっさいをむかえる すじこを

これからも どうぞ よろしく おねがいします



お辞儀が深い‥!泣き笑い

 

 

生殖医療の世界に飛び込み早3週間。


職場としては有り難いことに超ホワイト。

そしてフルタイムでもやれるかも、と思うほど

日々刺激をもらいながら楽しんで働けています。


今まで10年以上薬局薬剤師をやっていたけれど

ようやく好きな事に出会いそれを仕事にできた、

といったところでしょうか。


これまでの薬局での業務も好きではありましたが、

すべての疾患や薬を幅広く網羅する立場ゆえ

一つの世界を深く掘り下げる楽しさは知りませんでした。


そして薬局薬剤師として患者さんに出来ることに

いつも限界を感じていました。


もちろん薬局業界にも改革を目指し

先陣きってご活躍されている方もいるけれど、

自分の周囲でそういった方と巡り合うことは出来ず。


自分も新たな目標を見つけられないまま、

平凡に過ぎゆく環境に甘んじていました。



そんな中で超ド派手につまづいた、

『子を授かる』という人生のステップ。


移植にすらなかなか辿り着かない中

苦い思い出もすごく多かったですが、

おかげで探究心がメラメラ出てきて

勉強する時間もたっぷり得られました。


そんな日々があって、

今こうして新たな仕事に就けたこと。


ここまで含めてが運命づけられていたような…

そんな気さえしてしまいます。

(1000万飛んで、生活カツカツになったのも含め🤣)



他職種の方のお仕事を拝見できるのも新鮮で、

医療資格の有無に関わらずこんなに活躍できるのかと

尊敬の気持ちでいっぱい。


逆に自分は六年制大学を出て

国家資格を持っているけれど、

この世界では初心者マーク。


勉強すべきことは山ほどあるなぁと

この歳にして色々気付かされています。




患者さんと直接お話しする機会も

早速いただいておりますが、


生殖医療の世界にはやっぱり
人生がギュッと凝縮されている気がします。


患者さんの状況がリアルタイムで分かる中、
切ない気持ちになることも本当に多い。

でもたとえ悪い結果だとしても気丈に振る舞われ、
皆、冷静に治療と向き合われている。

あぁ、凄いなと。
ここはそういう世界なんだな、と
改めて気付かされました。


「子は授かりものですから、、」と
周囲には言葉を濁さざるを得ない中で、
誰よりも子を授かることと真剣に向き合い
涙しながら懸命に頑張られる患者さん達に、
どうかサクラサク結果を、と願うばかりです。

そしてこの治療の行く末が
人生の大きな分岐点となるかもしれないからこそ、
どの道に進んでもどうか後悔のないように…

そんな願いを、私はいつも密かに抱いています。



今の私では力不足で全然お役に立てていませんが、
ひとつの胚の重み、一周期の重み、
そこにかける時間や費用、労力を知っているから。

流れるように繰り返される日常業務の中でも
自分に出来ることを常に模索、自問自答しながら、
同志である方々の未来が明るいものであるように
その一助となれるように頑張っていきたいです。


同志としての情熱と、
これからはプロとしての責任感を胸に…

引き続き精進していきます🌱


不二家のペコちゃんのお口を、内膜に似てる…?と思った私🙃




すーちゃんにとって初めての春。


桜、ようやく見せることが出来ました桜


木を見上げて「ほぉー」と言ったくらいで

さほど桜に興味は無さそうでしたが、、笑


花びらがすーちゃんのもしゃもしゃ髪に

フワッと舞い落ちてきて…

それだけで私は何だか幸せな気持ちになりました。


これは家の近くで撮ったもの。





こちらは前住んでいたところの近くにある公園。

昨年の4月にも大きなお腹で写真を撮った場所です。


上: 2023年 下: 2024年




立派に育ってくれて、

私たちのもとに生まれて来てくれてありがとう。



まもなく一歳のお誕生日を迎えますが、


「実はこの子はレンタル赤ちゃんで、

そろそろ返却かもしれないね〜( ´∀`)」

なんて、ちーさんと二人で話したりしました。


それくらい私たちにとってはまだ不思議な感覚で

ちゃんと親らしい事が出来ているかも分かりません。


でもこの子がいるだけで我が家に笑顔が溢れます。


毎日寝不足で体あちこち痛くて疲労感が抜けず、

育児やばい、しんどい、、と思っていても

一日の終わりにはその日撮った写真を眺め、

寝顔を見るたび愛おしい気持ちで満たされます。


桜が、厳しい冬を乗り越えて咲くように、

育児には大変なことがたくさんあるからこそ

喜びもひとしおなのかもしれません。


これからも大事に、大事に、

我が子との日々を過ごしていきたいと思います。






よだん。


公園ですーちゃんを抱っこして散歩していたところ、

「あらまぁ!天使が舞い降りてきたかと思ったわ」

とマダムに声をかけられました。


ん?私のことか?と一瞬思った(゜゜)

白いロングワンピース着てたからつい。笑


マダムはワンちゃん2匹を連れていらしたのですが、

片方のワンちゃんがすーちゃんに熱烈ラブコール。


マダム曰く、

「なんだかいつもと違う甘い声で鳴いてるわ!

若くて可愛い子が好きなのね〜」😂❤️


甘い声かどうかは私には分からないけれど

ワンちゃん、とにかくめちゃめちゃ吠える。


私は(うわ、泣いちゃうよな、こういう時どうするんだ‥)

と内心ハラハラしていたのですが、

そんな心配をよそに、まったく動じることなく、

クールな瞳でワンちゃんを見つめ続けていたすーちゃん。


人見知りならぬ犬見知りをしていただけかもしれませんが、

なかなか肝の据わった子だなぁと感心した一幕でした🙄



それから同じく公園にて、

兼ねてから憧れていたローラーすべり台を

すーちゃんを抱っこして滑ってきました〜!

(子どもたちに混じって一人で滑る勇気が無かったもので。)


でもちーさんに撮ってもらった動画を後ほど見たところ

私がただ、ワー!キャー!と騒いでいただけで、

こちらもすーちゃんは極めてクールな表情🤣💦


普段はよくはしゃぎ、よく笑う子なのに、

お外ではクールを決め込んでるらしいです‥


人見知りのパパ譲りか、オイ。🙃✨





新生活が始まり、5日目。


毎日が全力疾走。


駆け抜けるように日々が過ぎていくので

一日前‥なんなら半日前のことさえ

忘れかけておりますが、、


とりあえずパーっと振り返りますダッシュ



4月1日は私の入職式。


すーちゃんの連日の入園準備もあり、

慌ただしく迎えた出勤初日でした。


緊張をする余裕も無く

既に体力ゲージもスカスカだけど、

職場へと向かう途中に立派な桜の木が。


七、八分咲きでしょうか。


花がとても綺麗に咲いていて、

これが今春初めて見た桜の咲く姿でした。


近年の温暖化の影響なのか、

桜は今や卒業や門出の象徴。


でも今年は4月。

新年度の幕開けにぴったり合わせての開花。


今春、新しい事だらけの私にとっては

桜に応援してもらっているような気がして

感慨深く、元気をもらえました。


入職式では先生方のお言葉に励まされ、

採用面接でご一緒した方とも無事再会でき、

他部署含む先輩スタッフさん方も優しくて。


改めてここに就職できて良かったと感じました。


何と言っても、

かねてから憧れていた生殖医療の世界です。


今まで外側から見ていた世界を

今度は内側から見ることができる。


飛び交う言葉すべてが生殖医療に関すること。


産後からずっと頭の片隅にしまい込まれていた

自身の治療の記憶もフツフツと蘇ってきて、

あぁ、そうそう、こんなんだった!と

終始前のめりで説明を聞いてしまいました。


業務内容がこれまでとだいぶ変わるので

私は新人同然で今はとにかく覚える事だらけ。

といっても既にほぼワンオペなのですが。笑

メモを片手にいっぱいいっぱいです。


でも、こうしたい、ああしたいは既にあります。


もう少し慣れて余裕が出てきたら

自分が出来る事をもっともっと増やして、

(可能なら上に職能をアピールしつつ‥)


患者さんに自分の想いが伝わるような仕事を

心を込めて頑張っていきたいと思います。



時間ができたら私の目指すところの話も

書きたいとは思っているのですが‥

一体いつになるやら。





日は変わって4月2日。

この日はすーちゃんの入園式。


レースのワンピースでおめかしして登園し、

入園おめでとうのメダルを掛けてもらい、

式の中で名前を呼ばれる。


この感情をなんと呼ぶのだろうか。


生まれた時からずっと見てきたすーちゃん。


我が子のハレの日に、ホロリとしてしまう。


とはいえ、自分の知らぬところで勝手に準備され

勝手に親と離れることが決まった当人としては

おめでとうも何もあったもんじゃないという話。



春生まれなので0歳クラスでは大きいほうだけど、

出し物をしてくれた年長のお兄さんお姉さんを見て

まだまだ伸びしろだらけだなぁと思う。


5年後には皆と並んで音楽にあわせて楽器を鳴らし、

人前で歌を歌うなんてことも出来るようになるんだ。

楽しみだなぁ。


先生紹介のところで大人が拍手するのに合わせて

一緒に拍手していたのが可愛かったです。



この日の夜は日中の刺激が強かったのか、

中途覚醒のち、深夜3時頃まで眠れずグズグズ。


ちーさんが真っ暗な中抱っこ紐で散歩に出てくれて

「すーちゃんが眠れますように」

途中の神社で祈願してくれたおかげか、笑

お散歩の間にようやく寝付いてくれました。





翌4月3日は慣らし保育の初登園。


ちーさんも私もお休みだったので

二人でお見送り、二人でお迎え。


先生に抱っこされた途端

「ふぇぇ‥」と不安気な表情。

笑顔で手を振ってバイバイ。


でも外に出てすぐ、

聞き覚えのある大きな泣き声が。


初日は2時間でのお迎え。


先生たちに囲まれる中、

何かを悟ったような目をして

黙々と一人遊びをしていた。


名前を呼んだら、こちらを見て数秒‥

ハッとして、その瞬間から

「ふぇぇーーん!!」と大泣き。


先生から受けとり、

ギュッと抱き締めました。


よく頑張ったね、偉かったね。


先生からの報告では

泣いて、落ち着いて、遊んでを

繰り返していたとのこと。


寂しい思いをさせちゃったけど、

どんな日でも必ず迎えに来るから。

大丈夫だよ、すーちゃん。


家に帰ってからはまたいつものはしゃぎっぷりと

笑顔を見せてくれて、私たちもホッとしました。


4日はお見送りが私で、お迎えがちーさん。

初の園での離乳食。

7割食べてくれたとのことで、上出来!


5日今日も私がお見送り、

お誕生日会用の写真を撮ってもらってバイバイ。


私も今日まで働けばとりあえず土日休みです。




ちーさんとのやり取りは育児家事の業務分担と

申し送りだらけになりました。


二人暮らしだった当時から

我が家の雰囲気も随分変わった気がするけど、


家族ってチームだな、と感じるこの頃です。


日中はそれぞれ別々のところで過ごしていても

一日の終わりにまた同じ家に帰って来る。


だからこそ一日を頑張れる。



私自身も仕事どうなるかなと思っていましたが

案外きっちりオンオフを分けることが出来ました。


仕事の時は仕事のことだけ、

ひたすら患者さんたちのことを考え、


退勤したらその瞬間、妻、母に戻り

ちーさんとすーちゃんのことを考える。


昨日は早く二人に会いたくて、

「帰ったよー!」と玄関を開けたら

「声が大きいよ、今寝かしつけてたのに‥イラッ


むぅぅーん‥(´・ω・`)ショボン




育児×家事×仕事が重なるとこんなに大変なのかと

世のママ達への尊敬が止まらないこの頃ですが、


少しずつこの生活に慣れて

自分を鍛えていけたらと思います。




家のそばに見っけ!🌸